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透明な力―不世出の武術家 佐川幸義

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062070775
  • NDC分類 789.2
  • Cコード C0036

内容説明

本当に素晴らしいものに出会ったとき、人は変わる。何事か深いものを成し遂げようとするときに必要な精神と肉体のたゆまざる修業。90歳を超えて今なお、鍛錬を続ける人間の持つ年齢も力も通り越した驚くべき力。伝説の達人が語り明かす現代の五輪の書。

目次

佐川幸義 略伝
佐川先生語録
佐川先生の技

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

29
図書館本。植芝盛平は大東流合気柔術の武田惣角から教えを受けて合気道を創設した。その植芝よりも、さらに武田よりも強かったと言われるのが、武田の高弟だった佐川幸義である。武田惣角も植芝盛平も佐川幸義もいまは亡いが、植芝と佐川の高弟たちは今も活躍している。極真会の松井章圭を初めとする猛者たちが佐川道場に教えを請いに出向いた。彼らの正拳突きを佐川幸義の高弟たちは跳ね返し、突いたほうは後ろに大きく飛ばされたという。また、合気の極意を知らないとできない合気挙げという困難な技があるが、佐川はこれを17歳にして自得した。2016/10/14

ひろ☆

17
大東合気柔術の武田惣角と佐川幸義について。どのくらい強かったの比較がどうしても若い時の植芝盛平や、こういう力自慢と比べてとかになってしまうので、少々わかりづらい。ただ、相手がそのまま吹っ飛ぶらしい。2015/01/07

9
合気道といわれる以前のお話。植芝盛平氏が合気道でもっとも凄い人かと思っていましたが、氏よりも凄い人が。佐川語録は武術の鍛錬だけでなく、仕事においても通じる内容と思う。2017/09/24

sansirou

4
大東流合気柔術の佐川幸義について、その高弟である木村達雄が記したものである。作家津本陽も佐川幸義とその師である武田惣角について書いているが、まさに「合気」の不思議な力を嫌というほど突きつけられます。ただ、それよりももっとすごいのは、技術には理がある、究極まで考えなければならない、これで完成ということはない、絶対にできるようになるという精神力が大切という姿勢である。神秘的な技術のみではなく、そうした姿勢こそ学ぶできものかもしれない。2023/02/10

スピリッツ

4
佐川幸義先生を詳しく知りたくて手に取った三冊目の本。佐川幸義先生の言葉は志が高く、高みを目指す現代人には心に響くものがあると思う。本当にこんな凄い人がいたんだ、と驚きが止まらなかった。2022/10/18

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