内容説明
神業としかいいようのない飛行を当たり前のようにこなしてしまう静かなる男たちに共通するものは何か。著者自ら、Ｆ‐１５イーグルでＧ６．５の世界を体験取材。
目次
第１章 垂直離着陸、プロの技術
第２章 ヘリコプター、秘めた可能性
第３章 飛行艇、命がけの救難
第４章 生死の境目、酸素と加速度
第５章 自動化の外側、人間の力
第６章 行く手を阻む雲、そして錯覚
第７章 魔の渦、ボルテックス・リング
第８章 九死に一生、墜落からの生還
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
velikiy99
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1992年までの話ということで今では古い本．内容としてはヘリコプターやS/VTOL機(AV-8，US-1)などでの航空力学が中心．取材先が自衛隊関係者ということもあって軍用機の話題が多い．関係者のインタビューがべたっと貼り付けられている感じで，まとまりをやや欠いていて読みづらいが，ヘリコプターの特性や運行上の問題についての，力学的な話(固定翼機とのエネルギー面での比較，ローター周りの気体の運動が飛行に及ぼす影響など)は参考になった．2017/07/02
