内容説明
少しの恥じらいもなく嘘をつく私。いさぎよく、ひたすら虚の実！直木賞作家第一エッセイ集。
目次
少しの恥じらいもなく嘘をつく私
淋しき、転職
さようなら、パブリックセンター
賞前賞後ダイアリー
「別れてくれないか」で女は成長する
私の文章修業
自覚なくミーハーで
レンタル・ビデオの誘惑
赤い服、着たい
明るい家庭
風と空と樹と
２０年後のスポーツクラブ
信じつづけて、きょうも友
帰れない迷路
ためらいがちに私の着物小史
答えのない問い
「オールディーズ」の人びと
人生８０年時代のレトロ・ママン
グルメの流れの片隅で
偏見・カラオケ考
思い出のフェミニズム
健全なる日々のために
新しい自分の発見
“東京・イナカ者”
青春は終った…。
先生のピンクのシャツ
札幌聖ミカエル幼稚園
いつか、旅立つ
秋、淋しくて…。
私の食・苦
心に残る一冊
サラリー・ウーマンの頃に
私の仕事って？
会社内・女の道
伝統的「仕事一筋」
男の「あわれ」
惚れて、初めて、男の値打ち
花の訓示
ひたすらやさしさを求めている私
日々非マドンナ
涙のバカヤロー
さりげなく、私
