内容説明
いま甦える英語リーダーのジャックとベティ、34年後の再会。大胆な手法で、「インパクトの瞬間」「ワープロ爺さん」「四畳半調理の拘泥」等々、特異な小説世界を拓く待望の異色作品集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
16
清水義範氏といえば、やはりこの短編集あたりで「化けた」感が強いですね。文体模写というか、アイディアの勝利というか、評判を聞いて単行本を大学生協で購入し、非常に楽しい読書体験でしたね。 英語の教科書のような直訳日本語、日常生活では絶対ああいうふうには話しませんので、非常に可笑しかったです。 この本を読み、清水氏の本、読むようになりましたね。 映画のパンフレットの真似とか、国語入試問題の真似とか、やはり今でもかなり好きですよ^ ^;1988/10/15
そうたそ
2
★★★☆☆
氷高
0
他のアンソロジーでジャック&ベティを読んで著名なパロディスト(パスティーシュと言うのか)だと知り、この本を読んでみた。New Horizonだったのでジャック&ベティは頻出しなかったが、懐かしい文面だ。他も「あぁ、こんな人いるいる」等と同調しながら読み終えた。「お勉強シリーズ」も気になっている。L.2023/11/06
羊男
0
★★★★1989/08/27