ありとあらゆるアリの話

ありとあらゆるアリの話

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062029391
  • NDC分類 486.7

内容説明

アリの世界の秘密をのぞく!アリの研究40年、海外にまで調査の足を延ばした著者のノートが明かす“アリ生態”!その謎を解く珠玉のエッセイ集!

目次

1 アリの観察とルーツ捜しで40年(クロナガアリが私のアリ研究40年の初め;溶かされてしまった日本の“古代アリ”)
2 アリも人間の働き者にはかなわない(アリは必要な時以外には働かない;アリの引っ越しは、じつは“奴隷狩り”)
3 「ジャングル」の常識は通用しない(日本のアリは北と南の“場末”の重なり;珍種のアリがいる場所ほどゾッとする)
4 怖いアリ、愉快なアリ、痛いアリ(人間や家畜を骨だけにする“陸のピラニア”;糸を紡いで巣をつくるアリたち)
5 コンピュータも止めるアリの害(シロアリはゴキブリ、アリはハチの親戚;女性器の改造や外科手術にアリを使う)
6 アリをペットとして飼育する(女王アリを捕まえてコロニーをつくる;アリを飼うのに土はないほうがいい)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

150betty

1
(☆4)日本産の聞いたことない名前のアリが出てくると思ったら現在ではすでに使われてない名前でした。専門じゃないので分からないけど当時の学説やら定説でも現在では否定されてるものや、分からなかったのが分かるようになってることも多いのでしょうね。古い本なので。ただ分からないことには分からないと書いて網羅的に列挙しようとしてるのには好感が持てます。科学的な本で分からないことを列挙してる本てあんまないからな。2015/05/14

maru

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作者のアリ研究に対する熱意や使命感がビシバシ伝わってきます!こんな人が自分のおじいさんだったら、自分もアリ研究にハマってたかも。たかがアリ、されどアリ!最終章のアリの飼育方法の中の、女王アリを捕まえるというミッションに、わくわく感を覚える自分がいたりして。2012/11/07

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

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☆×4.0…少し昔の本ですが、面白いアリがいっぱいです。噛み付かれると大変なアリはやっぱりいますね。ファイアーアントはあまりにも有名ですしね。飼育法はなかなか面白いです。2011/06/26

Tatsuya

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全体的に『蟻の自然誌』の内容をより一般向けに薄めた本、という印象。復習に良かった。あと、著者の調査や研究における体験談も結構豊富に記されているので、読んでて楽しかった。最後の章の『アリをペットとして飼育する』を読んだら、女王含む巣丸ごと蟻を飼いたくなってしまってちょっと困った(笑)。2009/11/26

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