どうわがいっぱい うみのおばけずかん

斉藤 洋【作】/宮本 えつよし【絵】

講談社（2013/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 80p／高さ 22cm
• 商品コード 9784061981911
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

出版社内容情報

月夜の海。とつぜん水の中から、真っ黒な海ぼうずがザッバーン！　でもだいじょうぶ。このお話を読んでおけば、こわくないのです！月夜の海。とつぜん水の中から、真っ黒な海ぼうずがザッバーン！　でもだいじょうぶ。このお話を読んでおけば、こわくないのです！　

　「おばけずかん」シリーズは、昔から知られているおばけがいっぱい登場する、「図鑑」という名前の童話です。
　それぞれのおばけが、どんなふうに怖いのか。そうならないためには、どうしたらだいじょうぶなのかを、ユーモラスな短いお話仕立てで紹介しています。
　登場するおばけはちょっと怖いけど、ちゃんと対応してあげると、意外になさけなくて、かわいいところもあったりします。
　怖くて、笑えて、最後はホッとできる、新しいおばけの童話シリーズです。

〈登場する海のおばけ〉

うみぼうず
ふなゆうれい
いそおんな
くらげのひのたま
にんぎょ
ゆうれいせん

うみぼうず
ふなゆうれい
いそおんな
くらげのひのたま
にんぎょ
ゆうれいせん


斉藤 洋［サイトウ ヒロシ］
著・文・その他

宮本 えつよし［ミヤモト エツヨシ］
著・文・その他

内容説明

うみには、こわーいおばけがいっぱい。でも、このおはなしをよめば、だいじょうぶ。

目次

うみぼうず
ふなゆうれい
いそおんな
くらげのひのたま
にんぎょ
ゆうれいせん

著者等紹介

斉藤洋［サイトウヒロシ］
昭和２７年、東京生まれ。おもな作品に、「ペンギン」シリーズなど

宮本えつよし［ミヤモトエツヨシ］
昭和２９年、大阪生まれ。画家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソルティ]

子供No.4チョイス。相変わらずこのシリーズは大丈夫、大丈夫と楽観的。うみぼうずは相手にしなければ大丈夫。おかしいのはふなゆうれい。ひしゃくをあげちゃうと水をすくって船を沈没させるから穴のあいたひしゃくをあげよう。なんならひしゃくに網を張っておけば水は入らないけど魚がどんどんすくわれて朝までには大漁だよ、だって。お化けの有効活用ですね（笑）。

2019/03/13

[HIRO1970]

⭐️⭐️⭐️図書館本。

2016/07/15

[aiaimo`olelo]

こわいけど、おもしろい！おばけずかんシリーズの第1弾。うみぼうず、ふなゆうれい、いそおんな、くらげのひのたま、ゆうれいせん などの海に関するおばけの短編集。　それぞれの生態やどのように出てくるのか、出たらどのようなことになるのか、そうならないためには、等まじめにおかしく書いてくれてます。　例えば、ふなゆうれいには底の空いた柄杓を渡すこと！ゆうれいせんは、ディナーのしたくができていたらご馳走になっても大丈夫！(え？笑)でも、｢ごちそうさまでした！｣はちゃんと言いましょう、と(笑)　一気に気に入った息子。7歳

2022/04/24

[たまきら]

おお、きちんと正統派なおばけずかんだ！と思ったら、これが一番最初だったのね！あはは。でもこの時からきれいな女の人と怖い話はあったんですねえ、ぷぷぷ。

2020/07/24

[そうさん]

5歳。知っているおばけ（妖怪）ばかりだったからか、少し子どもの食いつきは弱い。「にんぎょ」「ゆうれいせん」「ふなゆうれい」がお気に入り。日本のにんぎょが西洋のものとは違い、不気味なことが衝撃だったようで、ずっとそのことを言っていた。日本のにんぎょ、助けても何もいいことがないというのにはつい笑ってしまった。

2019/08/03