少年少女世界文学館 〈10〉 小公子 フランシス・エリザ・バーネット

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少年少女世界文学館 〈10〉 小公子 フランシス・エリザ・バーネット

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  • サイズ A5判/ページ数 307p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784061943100
  • NDC分類 K908

出版社内容情報

【内容紹介】
この物語は、原題を『リトル=ロード=フォントルロイ』といい、19世紀後半のイギリスとアメリカを舞台にした作品です。独立戦争後、まだしこりののこっていた古い伝統と新しい活気の国のかけ橋となったとさえいわれる名作ですが、1886年の出版以来、これほど世界じゅうの子どもたちに親しまれている本は数少ないでしょう。それは物語の筋が起伏に富んでおもしろいと同時に、けだかい人間愛の精神が貫かれているからです。人をうたがうことを知らぬ清らかな魂。やさしい愛の心。友情のさわやかさ……この物語は、べつにお説教はしていません。でも、これを読んだあと、みなさんの心はどんなに美しくなっていることでしょう。よい物語とは、そういうものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

16
小川洋子さんに影響され,何十年目かの再読。あり得ないほどの美徳を兼ね備えた親子・・・。だれもが,真っ直ぐ優しくありたいと思うだろうけれど,それはとても簡単なようで難しいことなのだ。醜い考えばかり抱いていると,醜いものばかりが周りに集まってくるのだね・・・。周りを非難する前に,まず自分!ですね。セディのようにはいかないけれど,それでも自分の周りの人をできるだけ幸せにしてあげられる人でありたいものです・・・。2011/03/20

april-cat

7
とても読みやすくなっているので小学校中学年でも読めるかな? このシリーズはなかなか手に取られないけど、実は良いと思う。小公女の方は自分を重ねることもまだ可能なのに、完璧すぎるセドリックに自己投影することはほぼ不可能(笑)伯爵がセドリックの全面的な信頼を受けて変化してしまうあたり、ファージョンにも似たような話があったなぁ。2013/01/29

モーリー

1
誰からも愛される魅力的な少年セドリックと、誰からも恐れられ頑固で癇癪持ちのドリンコード老伯爵。セドリックと暮らしを共にするにつれ伯爵は頑なな心を溶かし幸せを感じる心、人を思いやる心を取り戻していく。セドリックの純粋な愛、信頼、尊敬は、人間の本心良心を心地よく刺激する。2015/04/12

カウチ

0
小公女と小公子は子供の頃何度も読んだ思い出のある本。 この表紙もすごく懐かしい。 誰だったか今はもうわからないけど、挿絵もすごくよく覚えている。2000/02/19

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