内容説明
わたしは寿司には決してなれない「おにぎり」よ。でも、具は立派な真珠の指輪が入っているんだから。筋金入りの母主家庭をきりもりしてきた、はるさん。四十を越え、あるがままの「おにぎりである自分」を受け容れたら、毎日がササイな幸せだらけになった。日常生活は面白い。愉快、軽快エッセイ集。
目次
1 輝け!四十女
2 渡る世間に恥多し
3 子どもにすがる余生です
4 母主家庭のリクツ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おれんじぺこ♪(15年生)
16
初読み作家さんのエッセー。タイトルが面白いなと借りてみたけど、ちょっと合わないかな。2022/05/28
MIKETOM
5
これもまた女房の読後のお下がり品(笑)筆者は小6の息子との母子家庭。本書はそのへんを中心に描いたお気軽エッセイ。本当にお気軽で何も考えずに読める(女房はこういうのが大好き)。ただまあ、ひねくれた俺の目から見ると、ちょっとわざと臭いところが鼻につく。俺もブログを書く時にだいぶフィクションを混ぜ込むのだが、そのテイストがプンプン匂ってくるのだ。息子とのやり取りなど、まるで同年代の亭主との会話を見ているよう。これ、絶対に小学生の発想じゃないよなあとか思ってしまった。こういうのでも許された良き時代だったのかな。2020/07/26
ひなこ
1
軽快で読みやすい。小6のりゅうは私よりもずっと年上。2015/07/18
はじっこ カエル
0
あれ?以外と読んだ人がいませんな。「愛を乞う人」の下田治美の書いた母子家庭エッセイ。こんな風にして育てられた息子が将来「愛を~」を読んだときどう思うか、下世話ながら気になる。意外と一生読まなかったりね。2009/03/11