講談社文庫<br> 村上龍全エッセイ 1982‐1986

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講談社文庫
村上龍全エッセイ 1982‐1986

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  • サイズ 文庫判/ページ数 514p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061849679
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

基地の街に生まれた作家は、ポップなアメリカに「占領」されて刺激的な作品を書くように運命づけられた。そのアメリカと訣別、弱肉強食の大自然とも触れあい、さらに大きな世界をとらえはじめた村上龍、第二の五年間。本当に望むのは夢を具体化すること、「現実」はそのための素材にすぎないのだろうか。

目次

野間文芸新人賞受賞の言葉
「パパラギ」でビールを飲む
元気のない少年達の犯罪
私とアメリカ
「生活」のための小説
ビートルズは歩みつづける
有吉佐和子の死
水に遊ぶ水に学ぶ
グスタフ・マーラー
チェコが生んだ二人の天才
年をとったらもうオシマイ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スミス市松

10
『コインロッカー・ベイビーズ』以降のエッセイ集。村上龍、テニスにハマる。のっけから「コックサッカーブルース」でのエロ本業界にのめり込む姿が笑える。ビニ本なんて、今じゃ本当に昔話だなあ。この頃の村上龍は良くも悪くも威勢が半端じゃない。低俗でくだらないものから、何かを取り出そうと自分のアタマで必死に哲学している。「夢の具現化」こそ自分の理想である、という言葉が印象的。ところで、彼はLSDだったのか。2010/10/23

藤埜

1
村上龍ファンの同僚よりもらい読了。あの作品達はこういった思考や日々を送るなかで作られたのかと、より村上龍作品への理解が深まったように感じます。2019/03/24

えだおり

0
エッセイ。2012/08/05

ビーフハート

0
再読2004/03/21

sattin

0
冒頭の性に対するあたりはかなりうんざり気味だったけど、北欧での体験は面白かった。テニスも全然触れない世界だけど、目新しい。日本人が遊び下手というところは共感できます。他にそういう生き方もあるのかなと思った2011/07/24

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