講談社文庫<br> 平成維新

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講談社文庫
平成維新

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  • サイズ 文庫判/ページ数 387p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061848948
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0136

内容説明

もはや小手先の改革では何も解決できない。政府と霞が関を解体して、すべてをゼロベースでやり直そう。日本人は自ら変化できない、日本では社会変革ができないと言うが、明治維新と終戦では、大きなパラダイム変換をやってのけた。真に国民のための政府を創りだす、新しい日本へのグランド・ヴィジョン。

目次

第1部 なぜゼロベースの改革か?(行きつくところまできた日本の政治制度;基本的な考察;新しい政党;道州制への移行)
第2部 霞が関解体論(通商産業省;大蔵省;外務省;建設省;国土庁;文部省;厚生省;郵政省;運輸省;日本の警察)
第3部 新国家理念の起草―ゼロベース・コンスティテューション(アンチテーゼとしての昭和憲法;新しい方向の模索;新国家運営理念の草案)
第4部 新しい創造へ(新しい行政システム;平成維新の着手)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

2
大前さんが選挙活動する前の1989年に出版された日本の政治の現状認識と、政策提言をまとめたものであり、今で見てもそんなに色褪せていないものでした。 当時から、日本の政治は部分の修正で直るような生易しいものではない。構造的な問題として、変革の唯一の仕組みである国会は形骸化している。 問題が山積しているのに、解決のための議論は何ひとつされていない。内閣がダメだと言って解散しても何を争点に誰に投票したら良いか分からない。誰が何を考えて立候補しているのかも分からない。 今でも同じような課題が残ったままである。2018/05/13

より

1
★★☆2018/04/21

Masa03

0
古い本だが、さすがは大前研一、と思う。 もちろん、その後の20数年間に変わったこともある。省庁の統廃合はされた。自民党は割れ、郵政は民営化された。 だが、本質的には何も変わっていない。 改憲も、地方自治も、省庁間の縄張り争いも。むしろ政治家の質は落ちた。 この本に書かれていることがすべて正しいとは思わない。税率など、実現には困難なことも多くある。だが、あら捜しをして、自分は安全なところ…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2012/06/11

ryoma

0
この25年って、なんやったんか、っと。2015/05/13

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