講談社文庫<br> 総理を操った男たち―戦後財界戦国史

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講談社文庫
総理を操った男たち―戦後財界戦国史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 226p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061844612
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0136

内容説明

戦後歴代の総理大臣を決めるについて背後の闇で動いたものは誰か?敗戦の翌年、早くも誕生した経済同友会を砦とした財界は、巨大な金脈にものをいわせつつ歴代総理を操ろうとしてきた。「日本株式会社」の命運を賭けた財界VS.政界の血みどろの暗闘。財政癒着と腐敗の構造の根源を照射する迫真のドラマ。

目次

第1章 総理を斬り捨てた三人の男(“闘う日経連”の戦闘隊長―鹿内信隆;「政治は道楽」―萩原吉太郎;田中内閣の「指南役」―中山素平 ほか)
第2章 財界四天王VS.河野一郎の激突(池田、佐藤を手下に―小林中;水野成夫の怪物性;児玉誉士夫のカゲ ほか)
第3章 角栄はなぜ追い落とされたか(小佐野賢治ただ一人の“役割”;ついに糧道を断たれる ほか)
第4章 「行革臨調」財界抱き込み作戦(中曽根高人気の秘密は内政に;“めざしの土光”の霊験;首相官邸を襲った土光の怒号 ほか)
第5章 日本株式会社の命運(五島昇式“お祭り戦略”の今後;類いまれな強運の持主―斎藤英四郎;“新人類”の代表選手―中内功 ほか)
第6章 戦後体制の崩壊(リクルート事件と天皇問題;普通の政治家が起こしたから“特異”;敗戦のデメリットがついに出てきた ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おぎん

0
総理と財界人のつながりが赤裸々に描かれる。田原総一郎の切り込んだ取材も非常に面白い。お薦め2012/01/06

岡 幸治

0
1989年6月に第一刷がでて、7月の第二刷で買った年代ものである。もちろん初読ではなく4回は読んでいると思う。 今も元気な田原総一郎55歳の時の作品である。 時あたかもバブル期、絶好調の日本を前にしてかいた本であり、色々な意味で興味深い。 また未だに現役なのにも驚かされる。 何回読んでも飽きない本です。2011/12/12

shiaruvy

0
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