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講談社ノベルス
奇面館の殺人

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  • サイズ 新書判/ページ数 425p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061827387
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

似すぎた男との出逢いが推理作家、鹿谷門実を奇怪な館へと誘う。待ち受けるのは?〈館〉シリーズ、待望の最新刊!似すぎた男との出逢いが推理作家・鹿谷門実を奇怪な館へと誘う。待ち受けるはいかなる難事件か? 「十角館の殺人」にはじまる綾辻行人の「館」シリーズ、待望の最新刊!

綾辻 行人[アヤツジ ユキト]
著・文・その他

内容説明

奇面館主人・影山逸史に招かれた六人の男たち。館に伝わる奇妙な仮面で全員が“顔”を隠すなか、妖しく揺らめく“もう一人の自分”の影…。季節外れの吹雪で館が孤立したとき、“奇面の間”に転がった凄惨な死体は何を語る?前代未聞の異様な状況下、名探偵・鹿谷門実が圧巻の推理を展開する。名手・綾辻行人が技巧の限りを尽くして放つ「館」シリーズ、直球勝負の書き下ろし最新作。

著者等紹介

綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年、京都生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院博士後期課程修了。在学中は京大推理小説研究会に所属する。87年、『十角館の殺人』でデビュー、“新本格ムーヴメント”の嚆矢となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

226
館その9。パズラー的本格派で面白かった。次回の10作目で本当に完結するのか?楽しみです。2013/11/18

takaC

200
何を推理して何に驚くべきなのか、カチッとスイッチが入らなかった。2012/03/05

そのぼん

176
長かった…。けど、館独特の不気味さに惹かれて一気読みでした。仮面も、物語の雰囲気作りに多大な影響を与えていて、なんとも言えない効果を醸し出していました。最後まで予測不可能で、面白かったです。2012/02/11

白銀

154
館シリーズの最新刊。今までの館シリーズのことも触れてあり、ニヤリとさせられることもしばしばありました。探偵役のあの人も活躍し懐かしい気分になりました。欲張れば、もう少しクローズドサークル特有の緊迫感があれば良かったかなと思います。2012/01/08

PSV

145
「新本格の庭で遊ぶ」の言葉通り、積み重ねられたロジックと、意匠の凝らされた舞台装置、怪しげな登場人物に名探偵。おまけに館にメイドに執事ときたもんだ。これ以上ない、新本格的な新本格。ただ、もう少し機械トリックというか、物理トリックが絡むと面白かったかも。もちろん、退屈はしなかったし、「新本格の庭」に浸る事は出来ました。さあ、残すところあと一館。新本格の旗手の最後の館が、どんな装いで登場するか、さらには、その後の新本格の動向にも注目したい。  ★★★☆☆2012/07/09

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