講談社ノベルス<br> 無貌伝―双児の子ら

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講談社ノベルス
無貌伝―双児の子ら

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  • サイズ 新書判/ページ数 401p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061826328
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

人と“ヒトデナシ”と呼ばれる怪異が共存していた世界―。名探偵・秋津は、怪盗・無貌によって「顔」を奪われ、失意の日々を送っていた。しかし彼のもとに、親に捨てられた孤高の少年・望が突然あらわれ、隠し持った銃を突きつける!そんな二人の前に、無貌から次の犯行予告が!!狙われたのは鉄道王一族の一人娘、榎木芹―。次々とまき起こる怪異と連続殺人事件!“ヒトデナシ”に翻弄される望たちが目にした真実とは。第40回メフィスト賞受賞作。

著者等紹介

望月守宮[モチズキヤモリ]
2008年、『無貌伝 双児の子ら』で第40回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

52
古き良き探偵小説。ただし昭和めいた世界に「ヒトデナシ」というSF要素が絡む顔を失った探偵と新米助手の再起の物語。ヒトデナシや宿敵要素ありながらも、それよりもかなり挫折と、復帰。旧家の横溝ムードが強い・・・だからこそ、最後には救われるが。犯人?ある意味当然の罰。

ソラ

11
内容(「BOOK」データベースより) 人と“ヒトデナシ”と呼ばれる怪異が共存していた世界―。名探偵・秋津は、怪盗・無貌によって「顔」を奪われ、失意の日々を送っていた。しかし彼のもとに、親に捨てられた孤高の少年・望が突然あらわれ、隠し持った銃を突きつける!そんな二人の前に、無貌から次の犯行予告が!!狙われたのは鉄道王一族の一人娘、榎木芹―。次々とまき起こる怪異と連続殺人事件!“ヒトデナシ”に翻弄される望たちが目にした真実とは。 2009/01/17

芍薬

10
さすがのメフィスト。このパラレルな世界観と人物感が良いです。もうちょい助手君が成長してくれた方が私好みですが。2014/10/16

伊織

9
最初書店で見かけて気になっていたので借りて読んでみた。うん、意外とちゃんとミステリーしてたし実際に活躍してたのは探偵助手だったりでヒトデナシという妖設定も興味深く読み進めた。王道的展開なんだけど、それもまた最近では少なくなりつつあるのでそれも良し。そして人の顔(だけでなく、人を人とたらしめている顔)を奪うヒトデナシ、無貌との対決もあったりで個人的にとても楽しめた作品でした。なので、続編も読んでみようと思います(◍ ´꒳` ◍)b2013/01/28

CCC

8
落としどころに納得感と満足感があって良かった。はじめのうちは顔を奪う妖怪みたいな存在やら資産家の一族やらが出てくるわりにはやや展開が地味に思えたけれど、ことが動き出してからはずっと面白かった。読者に対するサービス精神が感じられた。2022/02/20

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