出版社内容情報
「零崎を始めるのも、悪くない」
最強の“音使い”現る――。
「零崎一賊の人間コロシアム」第2弾、6枚付き！
「零崎一賊」――それは“殺し名”の第3位に列せられる殺人鬼の一賊。“少女趣味（ボルトキープ）”こと零崎曲識が、一賊に忍び寄る危機を察知し、ついに表舞台に現れた。一賊の結束はどうなるのか。“音使い”零崎曲識の闘いが今、始まる！新青春エンタの最前線がここにある！
西尾 維新［ニシオ イシン］
著・文・その他
竹［タケ］
著・文・その他
内容説明
『零崎一賊』―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。“少女趣味”こと零崎曲識が、一賊に忍び寄る危機を察知し、ついに表舞台に現れた。一賊の結束はどうなるのか。“音使い”零崎曲識の闘いが今、始まる！新青春エンタの最前線がここにある。
著者等紹介
西尾維新［ニシオイシン］
１９８１年生まれ。２００２年、『クビキリサイクル』にて第２３回メフィスト賞を受賞、「京都の二十歳」としてデビューする（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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くろり - しろくろりちよ
42
『人間』シリーズ三作目。『戯言』シリーズのスピンオフ、零崎一賊のお話です。※ネタバレ注意※「少女趣味（ボトルキープ）」のお話。時系列が入り乱れています。双識の時に触れられた「小さな戦争」に唯一参加した時の『ランドセルランドの戦い』、なんと赤き請負人との最初の出会い『ロイヤルロイヤリティーホテルの音階』、人識が伊織の義手を手に入れる時の『クラッシュクラシックの面会』、零崎一賊最後の戦い『ラストフルラストの本懐』…本当にこのシリーズはお得感満載ですね。曲識は主役じゃなくても零崎一賊では最強だと思った一冊です。2012/01/31
ぺぱごじら
27
萩原子荻が嫌いなわけでもないし匂宮出夢もらしいキャラクターだけど、自分の中で一番印象に残っているのは人識くんと舞織さんのやり取りだったりする。曲識は長生きして欲しかったなあ。でも最期は良かった。2009/11/12
もち
25
「裏切りができないのは確かだがーーそれがどうして僕の不幸となる？ 不幸なのはお前だけだ」 殺す相手に「条件」を設け、それ故に「少女趣味」という渾名を冠されている変わり者の殺人鬼、零崎曲識。彼の奏でる熾烈な旋律と戦慄の因果律を、様々な時系列で切り取った作品。二つ名の誕生の瞬間から、「音使い」の終わりまでを捉える。 人間シリーズ第３作。音律に真紅が混じるとき、演奏は最高のフィナーレを迎える。カーテンコールなど、存在しない。2013/02/06
夏目
22
いつもなら「悪くない」とはっきりとしたことをいわない曲識が最後に「いい！」というのがとても印象的でした．曲識なんかせつないね2011/04/07
まるも
20
戯言シリーズで･･･否、西尾維新でこんな切ない物語を読むことになろうとは思いもしませんでした（失礼）。あのラストは不覚にもちょっと泣いてしまいました。やっぱり赤色はかっこいいなぁと思える作品です。『少女趣味』とかいうからてっきりロリコン（もしくはロリータ女装/笑）の変態だと思い込んでました…（汗）零崎人識の人間関係が俄然気になってきましたｖ図書館本なので付録カードが一枚紛失してました（泣）。あれは誰だったんだろう…??2010/04/25
