内容説明
「この頃、話題になっている、電車の切り裂き魔なんだけれど―」三十代の女性が満員の車内で、ナイフのようなもので襲われる事件が連続する。“探偵”鷹知祐一朗と小川令子は被害者が同じクリニックに通っている事実をつきとめるが、その矢先、新たな切り裂き魔事件が発生し、さらには殺人事件へと―。犯行の異常な動機が浮かび上がるとき、明らかになるものとは…。Xシリーズ第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あむぴの
44
真鍋くんが作ってくれたプロテクタを、こっそり装着して事件に挑む小川氏がかわいらしい。小川氏には、あんまり危ない目にあってほしくないな。2007年9月、講談社ノベルス。2016/11/21
akira
40
Xシリーズ第2段。 2作目ながらも、段々とキャラが定着した本作。事件も興味深い内容で、一気に引き込まれた。 読んでいて感じたのが、男性キャラの男っぽさと、女性キャラの女っぽさ。実は、ハードボイルド路線も意識されてるのかなと。あと、途中に描かれた、社会の洗練による必然。この視点も実に面白い。 こういった類の事件は読者の興味をひく。展開的にも好きだったけど、ますます謎を呼ぶ彼女の存在。どういった存在としてなのか、実に気になる。 「うわぁ、格好良いですね、萌えますね、そういうの」2013/12/10
K
39
Xシリーズ第三弾。今までの哲学的な雰囲気とは違ってなんだかとても普通。面白くないわけでなないんだけどなんか肩透かしをくらった感じ。2017/11/08
TANGO
35
Xシリーズ。読みかけで止めてたのを、改めて読み直し。思い返してみれば、あんまりちゃんと他のシリーズも読んでないな…。夏休みだし、Fから読み直します。2015/08/10
yu
34
Kindleにて読了。 プロテクタが登場した時点で「あっ、これ前読んだ」ってことに気づく・・・。 まぁ、このシリーズを最初から読破ということで。 登場人物のキャラがあまり好きになれないなぁ。徐々に面白くなっていくのやら。。。2015/05/19