出版社内容情報
かるーく零崎をはじめるちや
最も荒々しく、最も容赦のない殺人鬼の死闘
「零崎一賊」――それは“殺し名”の第3位に列せられる殺人鬼の一族。2つの通り名を持ち、釘バット“愚神礼賛”ことシームレスバイアスの使い手、零崎軋識（きししき）。次から次へと現れる“殺し名”の精鋭たち。そしてその死闘の行く末にあるものは一体！？新青春エンタの最前線がここにある！
西尾 維新［ニシオ イシン］
著・文・その他
内容説明
「零崎一賊」―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一族。二つの通り名を持ち、釘バット“愚神礼賛”ことシームレスバイアスの使い手、零崎軋識。次から次へと現れる“殺し名”の精鋭たち。そしてその死闘の行く末にあるものは一体！？新青春エンタの最前線がここにある。
著者等紹介
西尾維新［ニシオイシン］
１９８１年生まれ。２００２年、『クビキリサイクル』にて第２３回メフィスト賞を受賞、「京都の二十歳」としてデビューする（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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くろり - しろくろりちよ
37
『人間』シリーズ二作目。『戯言』シリーズのスピンオフ、零崎一賊のお話です。※ネタバレ注意※今回は零崎一賊の大将・軋識こと<<愚神礼賛シームレスバイアス>>、また他の顔を<<街バックカインド>>とする彼のお話。『双識の』で触れられていた零崎一賊が策士に踊らされた話から、愚神礼賛の敗戦、バックカインドとしての彼の顔など、美味しい話が盛り沢山。「～っちゃ」って言葉遣いでのキャラ付けはナイと思ったけどね…。軋識本人より人類最強以前のエピソードや出夢と人識の邂逅ちゅーとか双識の変態度とかも、お得感たっぷりです。2012/01/28
ぺぱごじら
24
愚神礼讚の凄味がもひとつ見えない、ちょっと残念な感じ。主人公より人識が目立つのは不快ではないけど、兄の格好いい話も見せて欲しかったなと。2009/11/12
Yobata
23
講談社文庫(西尾維新文庫)版で読んでたので一応再読。竹さんのトレーディングカードが欲しかったから購入。萩原子荻と西条玉藻のロリカードが可愛かったｗ零崎一賊の人間シリーズ第二弾。｢愚神礼賛(シームレスバイアス)｣零崎軋識の物語。ビルでの澄百合学園生徒との戦闘,竹取山決戦,式岸軋騎としての任務の３編。竹取山の人識の｢他に家族がいる奴が、俺達の家族のわけがねーだろ。他に家族がいねーから、俺達はつるんでいるんだから｣のセリフがとても零崎らしい一言だった。竹取山の軋識とてる子の戦闘はやっぱり熱かったねｗ2012/08/18
那智＠灯れ松明の火
22
零崎一賊が好きだから零崎軋識登場の前半はすぐ読めたけど、後半の「街（バッドカインド）」式岸軋騎回は読むのに時間が掛かってしまった。潤さんが出てきてからはいいが。殺人鬼の挫折、家族について考えるところは人間っぽくて良い。しかしやはり何と言っても見どころは零崎人識でしょう。彼の大物っぷりは流石。危機的状況でギャグかませるなんて男前すぎる。人識と玉藻ちゃんのバトルとか、人識と出夢の出会いとかにやにやしたなあ！また零崎人識と匂宮出夢の関係読みたくなった！すごいキスって何なの人識くん！(^q^)2012/01/14
miroku
19
すごく好きってわけじゃないけど、何故か西尾維新を読んでいる。それって、好きってことじゃん！2020/04/29
