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講談社ノベルス
霧の訪問者―薬師寺涼子の怪奇事件簿

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061824997
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

薬師寺涼子警視 vs.アメリカ人大富豪
夏の軽井沢で日米“傍若無人”戦争勃発!

米国の美人富豪のパーティーに招待された警視庁一の傍若無人女王・薬師寺涼子警視、休暇を取って部下・泉田と軽井沢へ。ところが、泉田拉致を皮切りにホテル焼失、富豪令嬢自殺、女装軍団集結と事件が続発、軽井沢は大混乱(パニック)に!真相を探るべくお涼はお得意の攻撃と破壊の強引捜査を開始するが、行く手を身勝手富豪・マイラが阻む。ついに始まる日米“傍若無人”頂上決戦!!

田中 芳樹[タナカ ヨシキ]
著・文・その他

内容説明

米国の美人富豪のパーティーに招待された警視庁一の傍若無人女王・薬師寺涼子警視、休暇を取って部下・泉田と軽井沢へ。ところが泉田拉致を皮切りにホテル焼失、富豪令嬢自殺、女装軍団集結と事件が続発、軽井沢は大混乱に!真相を探るべくお涼はお得意の攻撃と破壊の強引捜査を開始するが、行く手を身勝手富豪・マイラが阻む。ついに始まる日米“傍若無人”頂上決戦。

著者等紹介

田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年に『緑の草原に…』で第3回幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年に『銀河英雄伝説』で星雲賞を受賞。壮大なスケールと緻密な構成によるSFロマン、中国歴史小説等で、読者の爆発的な支持を集め、ノベルス界のスーパースターの地位を確立する。2006年には『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

15
いつものように、過剰なまでの世相へのヒネクレた反発と、政財界への過剰なイヤミで綴られる田中節。これ自体かなりピンぼけな所があって困ったものですけど、お話はお涼サマですので、関係ないことは無視すればよろしい。でもでも今回、確かにトンデモ・マッド・サイエンスが出てくるのですけど、よく言うと、現代のテクノロジーの延長線上にあります。つまり、まっとうなSFなのです。異次元の生物とか、おどろおどろしい伝説の化け物とかが出てきません。例の地底人でさえも(笑)。どうしちゃったんだろう? σ(・_・)?2006/10/02

moon

11
強制的な軽井沢での休暇を過ごす羽目となった泉田。もちろんステキな上司 お涼の仕業であり、そこへアメリカの大富豪、女装愛好家の全国集会、マリエンヌとリシュエンヌ、マッド・サイエンティストが集う(笑) 今回の怪物は悲しみを背負っている。テンポの良さ、痛快さは健在。2013/01/11

*こころ*

5
読了120冊目。 2012年以前に購入、積読6年以上? 今回は怪奇色がこれまでに比べると薄い感じ。 むしろお笑い要素がメイン? 軽井沢に集う女装集団www 要所要所に社会を皮肉った田中節が小気味良い。 面白くサクサクと読めちゃいました。2018/11/21

ユウト

5
パターン通り……のはずが、傍若無人っぷりが今回控えめだったような気も。またお涼の独り言があからさまなのに少しがっかりした。泉田くんの鈍感にもそろそろ苛立ち始めてきているので、何か進展するかパターンを変えるかして欲しいところ。また、これは敵が妙にぼけていた印象でぱっとしなかったように思う。2009/05/22

ジュンジュン

4
キャラの掛け合い漫才度はシリーズ中屈指。その分、伝奇度薄めだが、こちらの方が性に合うようで楽しめた。舞台は軽井沢。作家先生、今回は取材旅行たっぷりできたのか、背景描写が随所に描かれている。2019/05/25

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