講談社ノベルス
θは遊んでくれたよ

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  • サイズ 新書判/ページ数 297p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061824317
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

飛び降り自殺とされた男性死体の額には「θ」と描かれていた。半月後には手のひらに同じマークのある女性の死体が。さらに、その後発見された複数の転落死体に印されていた「θ」。自殺?連続殺人?「θ」の意味するものは?N大病院に勤める旧友、反町愛から事件の情報を得た西之園萌絵らの推理は…。好調Gシリーズ第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

52
Gシリーズ第2段。 モリモリ読めます。今回も引き込まれた。分量もこれくらいがちょうどいい。 キーパーソンも増え、さらに謎が謎を呼ぶ。事件に頭をこねくり回しながらも、そちらにも気が向いてしょうがない。過去作品へのオマージュもかなり盛り込まれているんだろうけど、今回は全然ピンと来ず。人物表まで見返したが…。久しぶりにS&Mのやりとりも堪能し、満足。 そして、海月症候群。ある意味、Gシリーズ読者はこの中毒症状に陥るのかもしれない。 「あんたもなぁ、そういうふうだから、クラゲなんて呼ばれんの」2013/09/03

48
Gシリーズ2作目。途中で読んだことがあるのに気がついだけど1作目より断然面白かった。真賀田四季が出てきたりし「すべてがFになる」のファンとしては嬉しい。2017/09/19

ぽぽ♪

36
今回は犀川先生と萌絵の出番多くて嬉しかったです。電話でのやり取りが、前より距離が近くなってる感じがしました。保呂草が少しだけ登場。やっぱりVシリーズ読んでおいて良かったです。ラヴちゃんも久々の登場で、SMシリーズに近かったので読みやすかったです。2015/01/06

Tadashi_N

31
トリック作りが、相変わらず巧妙。2016/09/06

佐島楓

26
Gシリーズ第二弾。いよいよ「あの人」の名前が登場。何をたくらんでいるのか? 不気味さがつのるばかりだ。物語の核になっているのは、やはり萌絵と犀川、そして「あの人」なのか・・・。軸はどんどん定まっていくようだが、全貌はとても見えないまま。2012/11/29

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