講談社ノベルス
新本格魔法少女りすか

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  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061823815
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

心に茨を持った小学五年生・供犠創貴と、“魔法の国”からやってきた転入生・水倉りすかが繰り広げる危機また危機の魔法大冒険!これぞ「いま、そしてかつて少年と少女だった」きみにむけて放つ、“魔法少女”ものの超最前線、りすかシリーズ第一弾!魔法は、もうはじまっている。

著者等紹介

西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。02年、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』にて第23回メフィスト賞を受賞しデビューする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とら

61
西尾維新流魔法少女。何故か西尾維新を読んでなかったわけではないのに、久しぶりに西尾維新を読んだという感じがした。この一年程「戯言」シリーズを読了し「物語」シリーズを読んでいたのだけれど、やはりどこかで言っていた様に『仕事』で書いた作品と『趣味』で書いた作品ではどこか違うのだろう。書いてる時の気分とかキャラを作る時のあれこれ等。まあそれはともあれ、めちゃくちゃ面白かったです。ぐちゃぐちゃに非ず。魔法までをも皮肉にとりミステリに使ってしまう。秀逸。最後は微笑ましい。今度は『仕事』の西尾維新を読んでいこうかな。2012/07/07

扉のこちら側

27
初読。過去に何があったのか。2010/02/05

Yobata

25
小学5年生の供犠創貴と転校生の魔法使い,水倉りすかが、創貴は自らの正義による世界平和の創造の為,りすかは魔法使いの印象を悪くさせない為に互いが互いを駒のように魔法による事件や事故を追い、りすかの父親・水倉神檎を探し出す魔法少女と人間が物語。目の前で4人もの人間が同時に電車のホームに飛び込む事故,同級生の在賀織絵が長崎で有名な犯罪者の影谷蛇之に誘拐された事件,りすかを長崎に連れに帰りに来た従兄の水倉破記の試験の3話。主人公,創貴は戯言のいーちゃんのように、普通の人間の範囲内の能力しかなく機転などを効かせて→2013/06/03

ぺぱごじら

24
謎と混沌の地、九州。魔法の国、長崎県から来た純朴な魔法使いの少女と、何かに抗うように最強の存在になることを求める冷徹な少年の出会いから始まる物語。世界と向き合うことを決めた人間に『子供の癖に』という言葉は不適切。何か彼等を貶める言葉を吐きたいなら『弱っちぃくせに』と言うべきだろうが、その言葉を吐ける資格がある者はごく少数だろう。目的の完遂のために身をよせあい、互いを互いの『分身』と文字通り呼べる二人の血に染まった道程とこの先の戦闘が楽しみ。…西尾さんは九州を人外魔境と勘違いしてないか(笑)。2013-422013/03/31

流言

23
中二病……ならぬ、小二病というべきか。斜に構えた生意気な少年から、初期西尾のテイストが色濃く感じられる作品。テーマは魔法である一方で、ミステリー色も濃く魔法を前提としてはいてもアンサーには誠意がある。一方でストーリーの長期的目標に関しては仄めかされるにとどまり、彼らがなんのために生き、なんのために命をかけているのかがよくわからないのでモヤモヤしたところが残る。そう思うのは、この作品が完結していないから、というのもあるのでリアルタイムで読めていたとしたら、今とはまた別の感想を抱くこともできたのかもしれない。2018/12/21

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