出版社内容情報
新青春エンタの最前線!“さあ、零崎を始めよう”
「零崎一賊(ぜろざきいちぞく)」――それは“殺し名”の第3位に列せられる殺人鬼の一族。その長兄にして切り込み隊長、“二十人目の地獄”にして奇怪な大鋏“自殺志願(マインドレンデル)”の使い手、息をもつかせぬ波乱の向こう側に双識を待つものは……!? 新青春エンタの最前線がここにある!
スペシャル・デスクトップアクセサリCD?ROM封入!
Windows 98/2000/Me/XP対応
西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他
内容説明
「零崎一賊」―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一族。その長兄にして切り込み隊長、“二十人目の地獄”にして奇怪な大鋏“自殺志願”の使い手、零崎双識が赴いた行方不明の弟さがしの旅は、未曾有の闘争劇の幕開けだった!息をもつかせぬ波乱の向こう側に双識を待つものは…!?新青春エンタの最前線がここにある。
著者等紹介
西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞、「京都の二十歳」としてデビューする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いのうえかずね
134
(感想)ちょっと狂った女子高生が、完全に狂った女子高生に変わる過程を読みたい方、どうぞおすすめします。2017/11/18
もち
28
「もうここから先に言葉はいらない。きみは私を存分に殺せ。私はきみを存分に殺す」 両刃の大鋏を振り回す、『自殺志願』の異名を持つ殺人鬼・零崎双識。誰よりも家族の絆を大切にする、矛盾した殺戮者である彼が乗り出した「弟」捜しは、「殺し名」同士の抗争へと発展していく。ーー合格者は、何人? 戯言シリーズのスピンオフとも言うべき、人間シリーズ第1作。世界の裏側を徘徊するプロプレーヤーたちの、息もつかせぬ攻防戦が楽しめます。2012/12/31
Yobata
25
講談社文庫(西尾維新文庫)版で読んでたので一応再読。CD-ROMが欲しかったから購入したけど対応してなかったwでもBOOKOFFで100円だったので良しとしたw殺し名3位の殺人鬼,零崎一賊の人間シリーズ第一弾。「自殺志望(マインドレンテル)」零崎双識の物語。伊織ちゃんとの出会いもいいけど、やっぱり最後の人識の戯言がいいよねwこの巻は、繋がりを大事にしているかの双識の試験が零崎一賊ならではの、らしい繋がり方だとやはり感じる。2012/08/18
くろり - しろくろりちよ
25
『人間』シリーズ一作目。『戯言』シリーズのスピンオフ、零崎一賊のお話です。※ネタバレ注意※人識の兄、双識と、以後零崎の妹となる無桐伊織こと零崎舞織の邂逅。それは、秘匿しされたいた零崎一賊の主要人物・零崎双識「自殺志願(マインドレンデル)」の生き様を語り、誕生新たなる零崎一賊が誕生する瞬間。帰属する場所は常に家族―双識が嘯いてたのも満更じゃないかも。双識は家族を守り切った。それでもう変態具合差し引いても尊敬と愛情に溢れてる。「それでは、零崎を始めようー」2012/01/26
赤字
19
図。ちょっとしたオールスター戦。まぁ一人は一回目、偽物だったけれど。読んでる途中に解ったのは最早ジャンプ漫画だよ、これ。あと伊織ちゃんは良い子、双織さんは変態ということも解りました。終わり方が格好良かったです。やっぱりあの人が出てくると盛り上がるなぁ。2011/01/22