内容説明
私立伝奇学園の敷地内に拡がる立入禁止の“常世の森”には、卑弥呼の財宝が眠り、巨大な昆虫が生息しているという。仮面の男の出現、洞窟の地面から突き出した死体の手。近づく者は命を落とす!?民俗学研究会のお荷物、諸星比夏留と、天才高校生保志野春信が事件を究明し、日本神話の根底を覆す異説に迫る。
著者等紹介
田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年大阪生まれ。’93年、『背徳のレクイエム』で第2回ファンタジーロマン大賞に入賞しデビュー。SF、ミステリー、ホラー、ファンタジー、時代小説など多岐にわたる分野で活躍中。’02年、『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で星雲賞短編賞受賞
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感想・レビュー
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けいちゃっぷ
2
まさに、伝記とダジャレの融合で、これでもかと繰り出されるダジャレに絶句・・・抱腹絶倒。 「人喰い洞」はもっと“人を食った”話でもよかったかな。2006/10/23
のぶ
1
歴史絡みではあるものの、笑いに走った蓮丈那智シリーズといった感じ。2010/12/05
にま
1
電車の中で思わず、ニヤニヤ・・・相変わらずの駄洒落っぷり。そんなオチがあるか~と突っ込みたくなることも・・。でも、くせになります。2009/02/13
ありさと
0
たぶん書き下ろし以外は全部読んでるんだよなあ。いずせんエロっぺえ……。人喰い洞好きだよ人喰い洞。なにげにミステリ的にも好きだよあれ。2013/10/31
shibatay
0
再読2012/04/24