内容説明
勧修寺家“婚姻家訓”「見合い厳禁。手助け無用。独力発掘。自力本願―」勧修寺家の跡取り息子、文麿、31歳、独身。家訓に適う素敵な女性をさがすも、いつも最後のところで空回り。酔えば酔うほど名推理を発揮し、悩める美女を救う文麿だが、果たして彼の願いは叶うのか…。
著者等紹介
高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒。『QED百人一首の呪』(講談社ノベルス)で第9回メフィスト賞を受賞しデビュー
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感想・レビュー
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とも
22
★★★☆名門富豪の観修寺文麿は婚活中。いろいろなところで美女と出会い、その都度殺人事件に遭遇する。酔っぱらって額を机にゴンと打ち付けると本人の意識が飛び、探偵の顔が現れる。そうして、章ごとに美女と出会い殺人に巡りあい、そうして可決してフラれる。テンポはいいが、浅い内容で読み流すばかり。2019/02/23
なつき
2
酒に弱いのに酔うと名探偵になる主人公。いつも失恋ばかりの彼に幸せが来ますように。2010/11/17
みっくん
0
元はマンガ原作だったらしい。確かに納得の設定。次々と出てくる美女達が魅力的です。 再読なんですが、のんびり読めました。2017/09/29
二分五厘
0
2004.1.12
NARU
0
たくさんお酒が入るとスイッチが入るところが面白いね。うぬぼれ刑事のうぬぼれスイッチが入ったみたい。ドラマ化して欲しい。2013/01/19