内容説明
“世界を我が物にせん”と、この世を統べる“理”を動かそうとするマッド・サイエンティストたち。前回、破ったはずの“まぼろし曲馬団”が、さらにグレードアップしたゲルマ19号を団長に、異時空結合装置を操って、空間の裂け目から続々と新宿に来襲!壮助、響子、謙太郎、美香らは果たして街を守り切れるのか。
著者等紹介
太田忠司[オオタタダシ]
1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒。1981年に星新一ショートショート・コンテストで『帰郷』で優秀作に選ばれ、1990年に『僕の殺人』(講談社文庫)で長編デビュー
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感想・レビュー
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二分五厘
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2003.8.31
kagetrasama-aoi(葵・橘)
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宿少シリーズ第七弾。前巻の「まぼろし曲馬団」の続編って感じのストーリィなんですが、またニ年と八ヶ月空いています。もういい加減にしろよなぁ!状態だったこと思い出しました(笑)。内容は、阿倍北斗警部補が”北辰を守る定め”を運命付けられていたことが新しい情報くらいかな。結末にどんな風に向かっていくかは、漠然としています。パラダイム・シフトって言葉は随分前から出てきていますが、四人がそれぞれどういう役割を果たすのか、まだ見えてきません。蘇芳とジャン・ポールもまだまだ謎のまま。あとニ巻でホントに終わるのかしら?2015/03/20
kenplus
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新宿を舞台に、興行と銘打って怪しげな科学力で人々を傷つける集団と新宿少年探偵団との戦いの第2弾。新宿にはこういう物語がよく似合う。パラダイムシフトに向け、探偵団の面々に課せられた使命が気になるところです。あと2巻で完結が予告されているのでますます楽しみです。2013/09/10
朱音
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新宿少年探偵団シリーズ。ノリはいいので好きなんだけどちょいマンネリ気味かな?シリーズ続けて読んでみよう。2003/10/18