内容説明
“常世の森”で続出する失跡事件、学園の秘密行事“蛭女山祭”中に現れる巨大な怪物、合宿中のいわくありげな旅館で発生する連続殺人！私立伝奇学園民俗学研究会を次々に襲う理不尽な事件に古武道の達人女子高生諸星比夏留と民俗学の天才高校生保志野春信が挑む。“かまいたちの夜２”の原作者が贈る学園伝奇ミステリの傑作。
著者等紹介
田中啓文［タナカヒロフミ］
１９６２年大阪生まれ。’９３年『背徳のレクイエム』で第２回ファンタジーロマン大賞に入賞しデビュー。ＳＦ、ミステリ、ホラー、ファンタジー、時代小説など多岐にわたる分野で活躍中。’０２年、「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で星雲賞短編賞受賞
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感想・レビュー
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けいちゃっぷ
3
なるほど、作者は「洞窟（ホラ）」とともに「法螺（ホラ）」の研究もしてたんだね。2006/10/23
KUU
2
鶴ヶ峰学園しかり、マンモス校って昭和感凄いよね。主人公が人外だったが、壊拳と違い、ミステリーではないので、ギミックを物理で破壊してもいいか。 2話。レシピ通りやって入院級のが出来るとか盛ってるやろ～。と毎回思うが、ここまでやられると受け入れるしかない。 伝奇ミステリか、妖怪ハンターとかの、伝奇オカルトホラーと思ってたら、「な、なんだってー！？」てセリフが似合う話だったとは……。 3話。クローズドサークルな途中までは、伝奇的フンイキたっぷりでよかった。解決編の、キバヤシでも流石に言わんやろ、なのは酷すぎる2020/11/19
べる
2
田中氏らしく民俗学の謎も駄洒落だらけ。そこに笑うか憤るかはその人次第だろう。私は、らしいな、と笑ってしまったが。高田崇史氏のQEDシリーズと鯨統一郎氏の宮田シリーズを足して２で割ったような感じ。トンデモ真相を笑い飛ばす作品だろう。2009/09/13
haru
1
挿絵がかわいい。日本って縁起だったりダジャレ多いからいいと思う笑 個性が強いキャラ達がおもしろい！
ありさと
1
メフィストでどれ読んだか忘れたので一冊目からいってみたらこれは全部読んでたわー。でも面白いから良い。ダジャレが冴え渡っている。2013/08/16
