講談社ノベルス
人形幻戯―神麻嗣子の超能力事件簿

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 310p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061822641
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

巨大シャンデリアの落下事故は、“意図した超能力”による犯行か、あるいは“意図せぬ超能力”によるものなのか!?―極めて情緒的な動機を、苦いまでに清明な論理で解き明かす表題作ほか、“論理の神業”が冴え渡る。どう見ても中学生にしか見えない美少女・神麻嗣子ほか、今回は能解匡緒、遅塚聡子ら美女が大活躍。

著者等紹介

西沢保彦[ニシザワヤスヒコ]
昭和35年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒。高知大助手などを経て執筆活動に入る。第1回鮎川哲也賞で『聯殺』が最終候補作に。大胆な設定とめくるめく謎、それを緻密な論理で解決していく本格ミステリを偏愛し、こだわりに満ちた作風で新境地を切り拓いている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ササキマコト

7
面白かったです。面白かったんですけどね。。また不可解な事象をぶっこんできやがりました。シリーズ作品としての撒き餌なので、本作品中では一切解明されません。謎が謎のままで終わります。それはそれで良いのですが……このシリーズ、途中で止まっているのですよね(´・ω・`)きっとシリーズ後半の作品で理由が分かるはず(だった)と思うのですが、思わせぶりな部分が思わせぶりなままで終わりそうで悲しいです。2015/11/12

ほたる

6
引き続き短編集。前巻のラストの出来事が不可思議さを加速させてる。ひとつひとつの登場人物が多く読み方も難しい名前が多くて、読むのに時間がかかる。けれども、覚えてしまったら真相の部分はスラスラ頭の中に入ってくる。どのお話も動機が素晴らしい。表題作が一番良かった。2019/05/17

たてつ

4
神麻シリーズ第6弾の短編集です。再読ですが、昔過ぎて色々忘れており、新鮮な気持ちで読めました。人のドロドロとした感情を見せつけられて憂鬱になりそうになりますが、神麻さんらのおかげで中和されます。様々な事件において超能力が使われたことに対して、なぜ使ったのかなどの視点で謎解きに組み込まれていることが面白かったですね。2020/07/24

ジュンジュン

4
粒揃いなシリーズ短編集第三弾。これはこれで面白いが、そろそろ主要キャラ3人が同時に躍動する長編を読んでみたいな。2016/09/29

つむじ

4
チョーモーイン・神麻嗣子シリーズ第6弾は6編の短編集。神麻、前作で登場した神余響子、聡子がメイン。嗣子、保科、能解警部の3人の絡みが少なく残念2013/05/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/509774
  • ご注意事項