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講談社ノベルス
四月は霧の00(ラブラブ)密室―私立霧舎学園ミステリ白書

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061822443
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

四月。入学式。私立霧舎学園への美少女転校生、羽月琴葉(17)が立ち込める霧の校庭で遭遇した「霧密室」殺人事件。学園にまつわる謎めいた伝説が二人の名探偵候補(?)を琴葉のもとへとひきよせるとき、秘密は満天下に明かされる。学園ラブコメディーと本格ミステリーの二重奏、「霧舎が書かずに誰が書く!」、“霧舎学園シリーズ”堂々の開幕。

著者等紹介

霧舎巧[キリシャタクミ]
ペンネームは「新本格ミステリ」のゴッドファーザー、島田荘司氏の命名による。1999年、『ドッペルゲンガー宮“あかずの扉研究会”流氷館へ』にて第十二回メフィスト賞を受賞しデビューする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

46
私立霧舎学園ミステリ白書その1。金田一少年の事件簿を意識した学園モノ。密室はそんなでもなかったが、使ったトリックがチョット面白い。2014/08/16

佐久間なす

27
転入生の羽月琴葉が遭遇した「霧密室」殺人事件。それを解決するために二人の名探偵候補?が彼女のもとへ引き寄せられて……。 ひねられたトリックと女性なら思わず共感してしまうであろう犯人の切ない事件動機には満足したのですが、罪を犯した者はどんな理由であれきっちりと裁かれるべきだと思うので、事件の解決方法にはいまいち納得できませんでした。 そこの部分と学園ラブコメミステリーなのにラブコメ要素が薄いのがちょっと残念でした。次巻ではもう少しラブコメ要素が濃くなっていてほしいです。2013/04/18

ヒロユキ

23
霧舎さんのやりたいことがわかりやすく、軽く読める感じで面白かった。本書の仕掛けも良くできていて、次の巻以降もいろいろな趣向で攻めてくるみたいなのでそれが楽しみ。そういうのはもっとやれ、どんどんやれって感じです。2012/01/19

じゅんぢ

20
ライトノベル的なノリでサクサクよめるけど、動機が結構重い。2020/04/16

烟々羅

17
古本で見つけて「いつかまとめて読み返す」ために、娘の本棚に揃ってる同じものを週末に買った。その一冊をきょう読んだのはうっかり。 書店で日本人作家の推理の棚を見て、新本格以降一番好きなのは霧舎さんだとはこの三、四週思う。人気が出ないほど寡作すぎたり、リンクしてるシリーズで対象年齢が違うからと同じシチュエーションを使い回したりと欠点はあるが、目指してるところに共感できるから些事。犯人もトリックも記憶にあるまま読んで、この本の一番の読みどころは犯人の告白を受けて警視がいう科白だった、忘れていたとやはり涙にじむ。2013/09/02

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