内容説明
木星圏の反乱者、ジュピタリアンとの激しい抗争に疲弊する地球軍。劣勢を一挙に挽回すべく極秘開発された最新型HuWMS(Human‐Style Working Machine Standard)コードネーム「G」―「ギガース」がパイロットの美少女、リーナ・ショーン・ミスキ少佐とともに戦場を駆けるとき、宇宙に無限の戦慄が走る!著者の深いこだわりと想いが炸裂する、スペース・ロボット・オペラの決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
22
★★★ スペオペ。救助に行くのに1ヵ月かかるのに戦闘は一瞬。こういう設定に宇宙の距離を感じて面白い。2016/02/22
りょうけん
10
<M> ”G”とはやはり”ガンダム”をインスパイヤした”G”なのか。そう言えば,この作品の前後にて確か本書著者今野敏乃介殿はガンダム作品に関わっていたのでなかったか。(で,ここでちょっとググル)やはりそうであった。Zガンダムに深く関わっていて,その外伝まで書いてアニメ化までされている。ふむふむそうであったか。僕もリアル・ガンダム世代なので今作次巻以降がとても楽しみなのだ。2021/10/23
いちろ(1969aMAN改め)
10
via_kindle。今野氏の書く、SF。というかもはや漫画(これはほめ言葉)。人類は生活圏を木星軌道まで拡大。遠隔の地、木星では新たな主義を信奉するグループが現れ、地球圏へのテロリズムが行われるが、果たしてこれはテロなのか、新人類による独立運動なのか。といった政治色を背景に、宇宙空間における戦争を物語に。これはもう、ガンダムなのですが、宇宙空間はもっと厳しい。空間戦闘は残りの燃料との戦い。惑星のバランスを縫う、軌道からの逸脱は帰還の不能、死を意味する。2014/06/13
アクセプター
6
久しぶりのスペオペ(古い?)各場面が細切れで、読み慣れるまでちょっと読み辛かった。2014/02/11
ホシナーたかはし
5
ガンダムよりパトレイバーぽい、設定重視のスぺオペ。2020/08/07