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講談社ノベルス
QED 東照宮の怨

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  • サイズ 新書判/ページ数 310p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061821644
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

「日光東照宮陽明門」「山王権現」「三猿」「北極星」「薬師如来」「摩多羅神」「北斗七星」そして「三十六歌仙絵連続強盗殺人事件」。東照宮を中心軸とする膨大な謎は、ひとつの無駄もなく線でつながり、時空を超えた巨大なミステリは、「深秘」を知る崇によって見事解き明かされる。ミステリ界に屹立する「QED」の第四弾。

著者等紹介

高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒。著作に『QED 百人一首の呪』、『QED 六歌仙の暗号』、『QED ベイカー街の問題』(いずれも講談社ノベルス)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

44
★★★★☆三十六歌仙と日光東照宮を深堀りしていくのだが、当作家はページ数が厚い方がその深掘りに拍車がかかり更に楽しめる。当作の派生としては、かごめかごめの童謡、徳川家と皇室の関係、天海上人の陰謀、薬師如来他神様や風水等々、盛り沢山で、予定通り楽しめる1冊。2018/01/10

おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず

34
歌仙切断の大本「増田孝」三井物産の設立に関わり(中略)茶人としても高名で鈍翁と号し……しかしバカである。切断は財を驕った行為だが成り上がりにはよく見られる。駕籠に乗った大名りょぃ校の富士登山、これも呆れればいい、。しかしその登山にお気に入りの豆腐屋を連れていき豆腐を作らせる。豆腐製造法も知らず何が「千利休以来の大茶人」だ。水の大事さを知らぬ大馬鹿だ.2016/10/21

しいらかんす

25
シリーズ4作目。舞台は家康公を祀る【東照宮】。いつも通り外嶋の強引且つ巧みな誘導で,薬剤師会の親睦旅行へ行くことになった奈々。旅行先の東照宮で,これまたいつも通りに【偶然】にも事件の調査できていたタタルと小松崎にばったりと出会う。この小説の男性陣は基本的にはgoing my way。「せっかくだから,俺たちと東照宮をまわって,一緒に帰ろう」(タタル談)などとまたもや奈々を巻き込む。まんざらでもない奈々。それにしても,東照宮に三十六歌仙が飾られたなんて知らなかった。QEDシリーズを読むと旅に行きたくなるなあ2018/01/05

那由多

21
東照宮の解説が難しかった。すいませんタタルさん、サルでも分かるようにもっと簡単な説明って無理ですか?始めは理解してても、余りの壮大さに途中で訳わかんなくなってしまって、なんだかスゴイぞという事だけしか理解できず。もっと賢くなりたい…。現代で起きた殺人の方は、動機面に不満があります。犬小屋の例えはわかりやすいけど、それで殺すかぁ?でも脳味噌を刺激してくれる気持ち良さがクセになるから、どんどん読んじゃう。2018/09/20

のほほん@灯れ松明の火

21
崇さんの博識は相変わらず凄いです。東照宮にはまだ一度も行ったことがないのですが、とにかく行って、色んなところを観て回りたくなりました。犯人は思いがけない人で、殺人の動機もあまりピンとこなくて…。このQEDシリーズは、毎回殺人事件の解決よりもウンチク目当てに読んでる様な気がしてきました。 東照宮、行ってみたいです!2013/01/24

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