講談社ノベルス<br> 月は幽咽のデバイス

講談社ノベルス
月は幽咽のデバイス

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  • サイズ 新書判/ページ数 281p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061821095
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

薔薇屋敷とも、月夜邸とも呼ばれる豪邸には奇妙な噂が囁かれていた。狼男が住んでいるというのだ。邸内のオーディオルームで血まみれの死体が発見される。衆人環視で密室状況の室内は、なぜか床が水に濡れ、ガラスの破片が散らばっていた。瀬在丸紅子が指摘する意外な真相とは!?大人気シリーズ、第三弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽぽ♪

26
相変わらず保呂草はミステリアス。この人一体何者なんだろう…それと、紅子はどうやって生活費稼いでいるんだろう?生活保護?それとも林?へっくん初めてしゃべった気がする。賢そうな子だなぁ。このシリーズは読了後、あまりスッキリしない。読者に委ねる感じが何とも言えない。オスカーって結局何の動物なんだろう?狼?2014/11/11

MarsAttacks!

20
事件のトリックとしては、すこし肩透かし気味でした。狼男の正体を楽しみにしていたのですが、まさかこのオチとは残念でもあり納得な感じです。まー本当に狼男が出てきて「ガオー」と言うのも物語にあいませんしね!でも登場人物たちの複雑になってきた関係と会話は楽しめました。この関係どうなって行くんだろう。2011/01/25

さく

17
Vシリーズ3作目。三角関係シーンが多かった。なぜ林は自分が忙しいからって紅子さんのお迎えを七夏さんに頼むんだろう。 いつも思うけど、建物の見取り図が欲しいなぁ。2017/03/15

はやしま

13
現場設定や「狼男伝説」に(こんな物語なかったっけ?)と既視感があり、仕掛けもおぼろげに見えたけど、サクサク楽しんで読了できた一冊。(これだけのお金を投じれば、本物のミュージシャンがここまで足を運んでくれるのでは)と保呂草は考えたようだけど(ノベルズp.29)、こういう部屋で聞くならクラシック愛好家じゃないか、オーケストラは入らないですものね>森先生(ジョークです)。幹が水を運ぶ仕組みを調べてしまったよ、へっくん。某局でVシリーズをまた映像化してくれるなら本作がいいな。映像化に向いていると思う。2015/03/06

*Nimi*

13
Vシリーズは1人1人のキャラが本当に個性的。 この作品ではミステリーよりキャラの行動と会話を楽しんだ感じでした。 『人は常に理由を持って行動するのではない。それにもかかわらず、常に理由を探そうとする。』 『本当は、動物の中で人間が一番恐ろしいのだ。間違いないだろう。人間さえいなかったら、恐いものはない。』2014/06/30

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