講談社ノベルス<br> ペルシャ猫の謎

講談社ノベルス
ペルシャ猫の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061820715
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

ミステリ史上屈指の禁じ手!?が炸裂する表題作、「ペルシャ猫の謎」、名バイプレイヤー・森下刑事が主役となって名推理を披露する「赤い帽子」他、傑作ミステリ6編&ボーナス・トラックとして「猫と雨と助教授と」を収録。臨床犯罪学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の名コンビは、さらに華麗に加速する。「国名シリーズ」第5弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おか

56
作家有栖川や火村さんを身近に感じるけど やっぱり私は長編が好きかなぁ と言っても 今長編を楽しむ時間があるかなぁ、、、大家さんのお婆ちゃんに火村さんが猫三匹預かって貰ってるが 二匹は火村自身が雨の中拾ってきたとのこと そして 火村は三匹の性格に合わせて接し方を変えている 何て 楽しい情報もある( ◠‿◠ )1番印象に残ったのは「悲劇的」かな。2019/07/07

ハスゴン

31
毎回のことだが、後書きも面白い🤣2022/10/30

深青

22
国名シリーズの短編集。「わらう月」の犯人と先生たちの攻防が好きです。一つのきっかけから切り崩していく感じが良かった!あと、「赤い帽子」は森下刑事がメインのお話となっています。彼の成長のお話でもあって、このお話も面白かったです。最後の「猫と雨と助教授」のお話には、ほのぼのしました。火村先生は…ホント、猫が好きなのね(笑)2014/10/22

あいら

18
火村シリーズの短編集。 トリックに写真の裏焼きが使われていて、今ならこんなトリックたぶん使わないよなぁ…とちょっとしみじみ時代を感じてしまいました。 登場人物がちらほらとケータイを持ち始めていることも時の流れを感じます。 アリスや火村が全く出てこず、刑事の森下が活躍するお話やオチがいわゆる「禁じ手」だったり様々な趣向を凝らした短編集で楽しめました。2020/09/28

海月

18
国名シリーズ五作目。これまでとは違った印象の作品が多く、シリーズの中では異色作と言えそうな短編集。月のイメージが物語の幻想性を高める「わらう月」と、森下刑事が主役を務める「赤い帽子」が好きです。あとは、猫を可愛がる火村助教授に微笑ましさを感じる「猫と雨と助教授と」。有栖川さんは本当に猫が大好きなんだなぁ、というのがよく伝わってきます。2015/07/05

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