内容説明
「野放しの不思議が集まる無法地帯」アパート阿漕荘の住人、保呂草探偵に奇妙な依頼が持ち込まれた。連続殺人鬼の魔手から一晩ガードして欲しい、というのだ。ここ数年、那古野市には「数字にこだわる」殺人犯が跋扈している。依頼人には殺人予告が送られていた！衆人環視の中、密室に入った依頼人の運命は。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
47
久しぶりに再読！やっぱりＶシリーズ好きだぁぁ！何回も読み返してるから犯人はわかってたけどストーリーあやふやにしか覚えてないし、いつの間にか紅子さんまで歳下になっちゃったのね…、と逆に新鮮。それにしても殺人に関する紅子さんの考察には、れんちゃんしこちゃんと共に呑まれた…。ていうか、先生この時からこんなこと書いてたか…そりゃ中学生時代にこれ読んでたら、後々の人格にかかわるわな…とどこか納得してしまった。最後見たらノベルズの第１刷だったし…。さて、モナリザに行きます。来たれ森川くん、祖父江さん！！2017/01/06
yamahiko
41
２０年前の「すべてがFになる」の衝撃から抜けだせないでおり、その後数冊読んで結局デビュー作を超えられないのだと、勝手に森博嗣さんの小説を卒業したつもりになっていました。 先週、義妹に薦められ、手始めにVシリーズにとりかかることに。幾つかのシリーズの先にあるものを楽しみに、折りを見つけながら読み進めたいと思っています。2017/08/22
yukision
31
以前から読んでみたかった森博嗣さんの作品。登場人物の名前の難しさに加え，完全な文系脳の私には難解な部分もあったものの新鮮な感じ。もっと読んでみようかな。2019/10/11
ｉｇａｉｇａ
27
１8年ぶり（！）に再読～。森ミステリィを制覇するために読みました。これはあまりにも犯人が衝撃的だったのでそこだけは覚えてましたがシリーズ１作目からレギュラー陣は飛ばしてるなぁー(笑) 個性強すぎのシリーズ。出だしは順調です。2017/08/29
佐島楓
25
Ｖシリーズ第一弾。再読です。シリーズのメインキャラが登場したと見せかけて・・・というほのめかしに初読のときとてもびっくりしたのを覚えています。語られているところといないところのバランスが絶妙。あとは何を書いてもネタバレになりそうなので、このあたりで・・・。2013/09/13
