内容説明
白い「霧」が人間を襲い(「霧の恐怖」)、妖しい仮面が女たちを死へと誘う…(「鴇色の仮面」)。光と闇が交錯する魔都・新宿に、混迷と恐怖をもたらす人知を超えた怪事件は、現代社会が突き進む破壊への序章なのか?事件の裏に潜む怪人たちに立ち向かうため、探偵団は夜を駆ける!大好評シリーズ第五弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
1
宿少シリーズ第五弾。今回は中篇ニ篇。阿倍警部補の父親がまさかの”蘆屋能満”。びっくりしました。単純に安倍vs蘆屋の構図ではないと言っていたのは、このことなんですね。七月響子はどうやら”見える人”らしいということがわかってきました。物語はあまり進展しませんでした。次巻に期待です。後書に作者さまがこの頃「新宿少年探偵団」の映画が公開されたと書いています。一巻で書きたかったことは押さえてある……と書いていますが、私は噴飯物の出来だったと思います。あそこまで滅茶苦茶にするなら、原作提供の意味無いと思いました。2015/03/19
二分五厘
0
1999.2.4
ひきけ
0
シリーズ5弾2010/11/10
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- 和書
- 冬の旅人