内容説明
人類五十億抹殺計画をすすめる四人姉妹の本拠地に、いよいよ乗り込むこととなった竜堂四兄弟。飛天夜叉による手荒な出迎えにあい、スコットランドに降り立った四人は一路ロンドンを目指す。待ち受けるのは魔術の国の住人たち。世界史上の遺跡を舞台に、想像を遙かに絶する戦いの幕が、いま切って落とされる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
25
再読。竜種と牛種がロンドンで対決!小早川奈津子嬢も乱入。でもサブタイトル〈大英帝国最後の日〉って程の破壊は無かったです。やはりロンドンは歴史的建造物が多いからかな。“共工”、凄くグロテスクで中ボス感漂っていて、バトルシーン読みごたえありました。一巻から作中では一年経ってないんですよね。だから時事ネタがちょとアレな感じ(゜ロ゜)。もっとサクサク書いて下さっていたらもっと面白かっただろうになぁ…ちょっと残念です。2021/02/24
ミヤト
10
ロンドン橋はやはり落ちる運命に。大破壊がマンネリ化してあまり驚かなくなってしまっている。政治批判がやや減った。2023/03/27
kagetrasama-aoi(葵・橘)
8
創竜伝、第十巻。この巻は竜種と牛種のバトルの巻。それに小早川奈津子お嬢さまが乱入(*^ ^*)。バトルシーンは凄かったし、”共工”はグロテスクで悪役感存分に出し切ってました。英国の風景シーンも、食事シーンもなかなか読み応えありました。でも、ここまで年月おいて出版されるのに(今巻は待つこと一年半)、時事ネタであれこれ語られるとちょっと興が殺がれる感じがします。純粋にストーリーとバトルで充分面白いのに!次巻へGOです。2018/01/31
浮草
6
ミノタウロス=共工+ランバートだった。一応四姉妹との1幕は決着。竜御一行様と四姉妹の周りの有象無象と奈津子嬢も日本へ。2021/03/01
keisuke
5
再読。なっちゃんがいなかったらこの話ってシリアスになるんだろうか。いるから成り立ってるんだろうか。2019/09/26