出版社内容情報
【内容紹介】
『占星術殺人事件』を愛読する青年の戦慄すべき日記。そこには荒涼たる世界の終焉が広がり、切断された男と女が合成された両性具有者となって彼に語りかける。醜悪な現実と蠱惑の幻想世界が今、驚天動地のトリックによって大いなる融合を果たす――。新たなミステリーの空域を雄々しく飛翔する島田荘司の圧倒的傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那由多
6
『占星術殺人事件』を愛読する青年の異様な行動。切断され合成された両性具有者。
しゃび
2
こんな二転三転するややこしい話をよく創るものだと感心する。読むのに時間かかったこどおもしろかった。2012/03/05
canabi
0
47−20132013/04/01
凪音
0
ひねくれてはいるが、古典的といえば古典的な構成。 散見される強引さも、やり過ぎ感は出ているが、こういった使い方なら面白さの要素だと思う。しっかりとした枠組みとキャラクターができていないとできない。すごいなと思った。2012/06/14
kuri
0
島田荘司らしく、結構強引な謎解きでした。女性の上半身と男性の下半身を持つ両性具有者が生き返るという最大の謎は、意外とバカミスでしたけど…。2012/05/17