講談社ノベルス<br> 未明の家―建築探偵桜井京介の事件簿

講談社ノベルス
未明の家―建築探偵桜井京介の事件簿

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  • サイズ 新書判/ページ数 341p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061817999
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

“閉ざされたパティオ”を持つ黎明壮の主・遊馬歴の不可解な死―そして一族を襲う連続殺人の意外な真相とは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

36
ようやく"読んでる本"を卒業。桜井京介シリーズは他に一冊も読んでいないが、建築探偵とその仲間たちはこんなにも少女漫画チックで良いのでしょうか?あ、謎解きはなかなか面白かったよ。2012/01/06

あおさわ

15
いい意味で女性的な品があり、落ち着いて楽しめました。解き放たれた家族に幸あれ。ただ狂へ。2011/04/02

ゆう

11
【貸してもらった本】建築ミステリー。家族の愛憎劇。建物に対する愛憎劇。京介、髪で顔を隠してるってことは絶対美形さんなんだ…って思って読んでたらやっぱりでした。メインの3人がまだまだ謎めいたままなので気になるんです。。2013/07/06

Yuki

10
京介や蒼くん、深春など、キャラクターが魅力的だったので、読んでて楽しかったです。探偵役に比べ、ヒロインとなる理緒にはあまり共感はできなかったかな。事件の動機や犯人、手口などといったミステリーの部分では、特に意外と思ったこともなかったですが、それなりに楽しめました。探偵役のキャラが気に入ったので、続きも読んでみようと思います。2014/07/29

ふじさん

9
人々の秘めた想いと、物言わぬ建物の物語を代弁する「建築探偵シリーズ」1作目。キャリア最初期の作品ながら、魅力的な登場人物、広範な知識の落とし込み、ミステリとしての稚気等、非常に熟れた書き振りで大いに楽しめた。特に京介、蒼、深春の掛け合いは一作目のこの時点で既に一分の隙もなく完成されており、長く続いてきたシリーズを読んでいるような安定感がある。犯人自体はメタ的な視点で直観出来てしまう面もないではないが、故人による名付けや死に際の伝言に関する解釈を始め、暗く沈んだ「未明の家」に暁光を齎す解決は実に味わい深い。2021/09/15

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