講談社ノベルス<br> ある閉ざされた雪の山荘で

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講談社ノベルス
ある閉ざされた雪の山荘で

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784061816077
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した若き男女七名。これから舞台稽古が始まるのだ。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇である。だが一人また一人、現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの中に疑惑が生じる。果してこれは本当に芝居なのか、と。一度限りの大技、読者を直撃。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

51
★★★☆トリッキーに設定された密室殺人事件。叙述ミステリーとなっているが、兎に角伏線はきっちりと張ってある。しっかりとしたどんでん返しもある。そうして、きっちりと作家の思惑通り、誘導に引っかかっり、それが快感。2017/01/06

takaC

33
復習というか懐古的に再読。ネタ知ってて読む読書も結構楽しめるものだね。2011/11/14

𝓚𝓸𝓉𝓸

17
こんな題名なのに閉ざされてないし雪も降ってないですね(笑)舞台をする人が集まった山荘で人が消えていく、これは芝居なのか現実なのか…みたいな。二重三重になっていてさすがだと思いました。2014/04/21

いっちゃん

15
たまたま二冊続けて、山荘で事件だったけど、全く違う設定で楽しめた。山荘なんて、ありきたりでつまらなそうに思うけど、東野さんにかかれば何でもない。2016/02/01

Cinejazz

12
雪に閉ざされた乗鞍高原の山荘を舞台にして、オーディションに合格した男女7人の劇団員が、一人また一人と消えてゆく連続殺人劇の結末には、意表を突く大仕掛けが仕組まれていました。 事件現場の山荘ラウンジの本棚には、A.クリスティの『そして誰もいなくなった』、ヴァン・ダインの『グリ-ン家殺人事件』、E.クィ-ンの『Yの悲劇』などが並べられ、本格推理小説の向こうを張ったシチュエ-ションと先の見えない事件の展開、作者・東野圭吾サンが読者に仕掛けた奇抜なトリックが愉しめる作品でした。2022/02/15

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