内容説明
ぼくが21歳だった5年前の夏、ビデオ映像研究会のスター、白石真利恵は、ベランダから落ちて死んだ。不慮の事故のはずであった。そして5年。真利恵の恋人、伊貫はメンバー全員を集め、ゲームを提唱した。ゲームを通じて彼女を殺した人間を探りあてようというのだ。ラスト1ページ、ラスト1行の底深い戦慄。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saifu
1
いやあ、これは最後の最後まで著者の狙いが全く分からないうえにゲーム好き(RPG好き)が高じて楽しく読めた。このどうにもならなさ、やるせなさこそ青春ミステリの醍醐味。2012/08/12
わたぼう
0
★5/102018/04/20
二分五厘
0
1992.3.25
kanamori
0
☆★2012/10/14
センラ
0
RPGゲームを通して5年前の事件の真相に迫ろうという変わった設定。一体どんな結末を迎えるのだろうと、いろいろと想像しながら読みましたが、なるほど、こう来ましたか。静かな幕引きと深い余韻。2015/06/13