内容説明
奇妙な招待状に誘われて『月蝕荘』を訪れた法月警視を待ちうけていた不可能犯罪。―美貌の招待主・真棹が、客の全員集まったその夜、離れで殺されたのだ。外は一面、銀世界。なのに足跡は発見者のものしかない！雪と鍵による二重密室の謎に、名探偵・法月綸太郎の推理が冴える。これぞ本格ミステリの王道。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水瀬しあ
2
王道の謎、でしょうね。事件の裏には、歪んだ人間心理とも言えそうなものが。法月軽視の苦悩も１つの軸で。親子の会話がなかなか良いです。2004/07/21
千賀葵
1
さくっと数時間で読了しました。読みやすかったです。胸くそ悪い気持ちが晴れて、すっきりした。あー良かったー！2016/10/29
中村椋
1
一番印象的なのが往年の槇原敬之のような作者近影2015/10/28
杉山くん【公式】
1
法月綸太郎２冊目ですね。この作品から新キャラクターとシリーズが始まるとかなんとか。まぁ内容についてはずば抜けてではないけど面白い。最初の謎めいた始まり(手紙とか月蝕荘に集められた理由がわからないとことか)にしては普通のミステリーになってたのが残念。王道だねって言えばそれまでなんだけど・・・。密室のネタとしては『密閉教室』のが良かったなって感じ。どうだろう・・・ハズレではないかな？積極的におすすめしないし大当たりではないけど・・・。２作目としては堅実でこんなもんかな。2014/06/04
鳥居
1
人物設定は最初からそういう設定なんですね。警察との意地の張り合いが面白い。2013/06/07
