出版社内容情報
【内容紹介】
「おれは泥棒だ。だが、ケチな泥棒じゃない。他人の“未来”を盗む泥棒なんだ……。」不思議な男の言葉のままに、その相棒にさせられた少年が見たものは……。「オクチンの大いなる怪盗」ほか5編を収録する、傑作短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
5
かなりドタバタ2019/12/21
kadocks
2
短編集、クレーター。どんでん返しな作品が多く、一定以上のレベルを保ち、それぞれ秀作。オクチンのシリーズも名前だけ同じだけで、全く別の物語。当時これをチャンピョンに読み切りで連載していたわけだから、凄い。クレーター自体、何度も読んだ記憶があり、ところどころ思い出すが、手塚作品の短編集の中でも残る作品集だと思う。2023/02/20
ビシャカナ
0
「大あたりの季節」「オクチンの大いなる解答」など非凡な発想力が冴え渡る巻。しかし何と言っても「三人の侵略者」が出色の出来。過去に他の傑作選で読んだことはあったが、この発想、この展開、手塚治虫にしか生み出せない。2017/10/10
山口康隆
0
2巻も手塚治虫の短篇集の中ではそれほどレベルの高いものではないが、しんみりさせられる「オクチンの奇怪な体験」、読み終えて思わず苦笑してしまう「三人の侵略者」が良かった。2015/08/27
hiro
0
Kindle版2015/06/14