出版社内容情報
【内容紹介】
誰がこんな不幸を予想しえただろうか!?人類の夢“不死”を手に入れた男がたどる苦悩の運命。肉体の大半を機械に置きかえられて蘇生した主人公レオナの心に、たったひとつ残されたものは……。好評の大河ロマン第7巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
23
★★★★★Kobo。2017/07/08
読書好きの変人
8
復活篇突入。すごい。手塚治虫。マンガ表現全部やり尽くしてるんじゃないかって思うほどの振れ幅。当時にしたら王道にして超前衛だったんじゃないかな。体の70%以上が人口機器に入れ替わったら人間と、自分が自分だと言えるのかという問い。体の一部を失っても人工物で補填できる近未来だからこそのテーマ。手塚治虫は先見の明がある。時間軸が交錯して少し読みにくいがジュブナイル的なマシンたち(レーザー銃やロボット、空飛ぶ車など)も含めて愛すべき作品。2023/12/22
さんまさ
5
復活編前半。人間とロボットの恋物語のようですがもう読めてきたぞ、またどんどん斜め上の展開があるんだよね?2013/06/03
おさと
4
「復活編」問と…→2013/06/03
Munedori
3
レオナの手術後の話。有機物を正しく認識しなくなるなんて、今でもありそうなストーリー。ロボットのチヒロとの恋は、プラトニックな分だけ純粋だったのだろう。相続争いとの対比が印象的だった。2015/09/06