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出版社内容情報
【内容紹介】
肉親王降嫁、明石の女御のおめでたと、おだやかなしあわせに酔う六条院だが、紫の上にしのびよる病、三の宮の懐妊と、事態は思いもよらぬ展開を──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
44
三の宮を正妻への要請を断れなかったことから始まる不協和音。光源氏が紫の上への愛を再確認し、強めるに比例して周囲が見事不幸への階段登ってるわ・・・(白目)。六条御息所怨霊なってるし・・・。2023/08/30
さなごん
26
女三の宮には自分がない?だから、運命に振り回され流されてしまったのか?六条御息所恐るべし。2015/12/25
双海(ふたみ)
14
女三の宮ってなんとなく苦手なんだよなぁ…いはけなくあえかなる人、子供っぽく華奢な人。2014/10/03
おくてつ
13
お盆に実家でもう1巻。 入内した明石の姫君のご懐妊はめでたい話だけど、女三の宮を北の方に迎え入れてからのドタバタが甚だしい巻。柏木と女三の宮は因果応報だなと。あと、前近代的な物の怪の登場に昭和の昼ドラではなく、平安時代の話だということを思い出す。2016/08/14
枯伍
12
愛妻・紫の上を苦しめてまで引き取った女三の宮は人形のような少女だった。朧月夜が実家に戻ったと知り復縁を求める。何だかんだ言っても拒否しないんだよね。院が気の毒。明石の女御、懐妊。己の出生について知る。世を捨て入山する入道の決意に落涙。紫の上病に倒れる。裏に六条の御息所の怨霊か。その隙に柏木、女三の宮と密通。そして妊娠。姫君の貞操は周りの女房次第というのがよくわかる。小侍従暗躍しすぎ。2020/12/19