講談社学術文庫<br> イザベラ・バードの日本紀行〈上〉

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講談社学術文庫
イザベラ・バードの日本紀行〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061598713
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0126

出版社内容情報

世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。1878年、横浜に上陸した英国人女性イザベラ・バードは、日本での旅行の皮切りに、欧米人に未踏の内陸ルートによる東京―函館間の旅を敢行する。苦難に満ちた旅の折々に、彼女は自らの見聞や日本の印象を故国の妹に書き送った。世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。(講談社学術文庫)

イザベラ・バード[イザベラ バード]
著・文・その他

時岡 敬子[トキオカ ケイコ]
翻訳

内容説明

一八七八年、横浜に上陸した英国人女性イザベラ・バードは、日本での旅行の皮切りに、欧米人に未踏の内陸ルートによる東京‐函館間の旅を敢行する。苦難に満ちた旅の折々に、彼女は自らの見聞や日本の印象を故国の妹に書き送った。世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。

目次

はじめて目にした日本の眺め
富士山の姿
混成の都市
日本のサンパン
人力車
滑稽な運ばれ方
紙幣
内陸旅行の障害
ハリー・パークス卿
大使の乗り物〔ほか〕

著者等紹介

バード,イザベラ[バード,イザベラ][Bird,Isabella L.]
イザベラ・ビショップ。1831~1904。イギリスの女流旅行作家。イギリス王立地理学会特別会員。1881年、結婚によりビショップと改姓。世界の広範な地域を旅行し、その旅行記はどれも高い評価を得ている

時岡敬子[トキオカケイコ]
福井県生まれ。上智大学外国語学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

79
明治11年の日本を東京から函館まで単身旅行したイギリス人女性の手記。妹への手紙という構成なので、歯に衣着せぬ物言いだが、日本という国を冷静に観察し細かく書かれている。英国人から見た日本というものから教えられるのもがあったり、人種が違うと考え方も違うんだなぁ!なんて様々な事を思いながら、興味深く読んだ。日本人から見ると辛辣な物言いに聞こえるが、きっとこれがイギリスから見た日本だったのだろう。彼女の洞察力の鋭さに感銘しながら下巻へ~♪2015/03/10

hiro

67
電子書籍の合本版を読む。上巻分を読むのにも時間がかかった。英国人の女性が明治11年東京から北海道まで通訳の伊藤を一人伴って旅した紀行文。この本を知ってすぐに読みたくなったが、中島京子さんの『イトウの恋』を読み予習してから読み出した。現在の日本人が明治11年にタイムスリップして、イザベラと同じコースを旅できるかといえば、きっと蚊や蚤に襲われるような不潔な旅に耐え切れないと思う。それを考えるとイザベラはすごい。当時のありのままの日本を知ることができる貴重な本だったが、内容についての感想は下巻を読んだ後に。2020/11/07

Gotoran

67
既読の渡辺京二著『逝きし世の面影』で紹介されていた幕末・明治の外国人訪日日記の1つ(本書上下巻)。1878年(M11年)に来日した英国人女性旅行家I.バード。本書上巻では、東京から日光、会津若松、新潟、山形、秋田、青森、蝦夷・函館までの東北縦走の大冒険旅行記。江戸が色濃く残る田舎の原風景や庶民の素朴な生活が、険しい山道、粗末な食物、騒音と悪臭、無遠慮な視線、蚤と蚊の襲撃、大雨による増水等に悪戦苦闘しつつも、外国人の鋭い観察眼で、時に冷やかに時に温かく、生き生きと描き出されている。素晴らしいの一言!2016/06/27

Makoto Yamamoto

46
約150年前に来日した英国夫人のイザベラ・バードが横浜から北日本へ冒険旅行。 都会では清潔だが、田舎は不潔で生活のレベル差を感じている。 この時期でも日本は安全だったことが伝わってくる。 彼女は後年朝鮮半島も旅行するが、ずいぶん違っていて、当時と現代を比べてみると興味深い。 上から目線は気になったが、まあ当時としては仕方ないと思う。 つぎは下巻へ。2022/07/10

ヨーイチ

34
厚い文庫で上下巻。ボリュームで圧倒される。英国人旅行家バードによる明治11年・日本東北地方の詳細な観察と記録。因みにこの人女性です。いかなる情熱が女史をして「遅れた僻地」に向かわしめたのか、感服するのみ。以外な程読みやすかったのは、訳が良いのであろうが、妹に宛てた書簡集であるせいか。後は客観的で公正な精神も関係していると思う。その内容は日本百科と言える程多岐に渡っている。迷信、諺、婚礼、葬式、治療、食物、等々。旅程もここまで詳細だと立派な資料である。これで道路、運送、渡川などが分かる。続く2015/09/14

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