講談社学術文庫
子守り唄の誕生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061597426
  • NDC分類 388.91
  • Cコード C0139

内容説明

寝させ唄でも遊ばせ唄でもない、日本独特の子守り唄。甘やかな郷愁とは対極の暗さを漂わせる一群の守り子唄はどこから来たのか。年端もいかぬ子守り少女たちのモノローグ。おどま盆ぎり盆ぎり、と口ずさまれる背景はいかなるものか。五木の子守唄として採集された七十余りの詞章を検討し、近代化の過程で忘れられていった精神史の風景を掘り起こす。

目次

第1章 守り子唄への道
第2章 五木の子守唄とは何か
第3章 守り子たちの日々
第4章 流れ者の譜
第5章 守り子の父は誰か
第6章 宇目の唄げんか

著者等紹介

赤坂憲雄[アカサカノリオ]
1953年、東京都生まれ。1978年東京大学文学部卒業。東北芸術工科大学教授。東北文化研究センター所長。民俗学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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久守洋

0
学術文庫に収録されてはいるが、論文ではなく散文詩に近い印象。2017/01/30

ダージリン

0
今では考えられないが、昔はこうした社会があったのだ。子守唄を通して見えてくる人々の精神性や社会の在り方に心を打たれる2011/03/06

いちはじめ

0
五木の子守り唄を巡る論考。冒頭、子守り唄と守り子唄という指摘には目から鱗。2006/01/13

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