講談社学術文庫<br> 戦国策

個数:

講談社学術文庫
戦国策

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月20日 04時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061597099
  • NDC分類 222.03
  • Cコード C0197

出版社内容情報

奇知縦横の言論、巧智・奸智が彩る戦国乱世を活写

前漢末の学者劉向(りゅうきょう)が、皇帝の書庫にあった「国策」「国事」などの竹簡を編んで作った『戦国策』。33編486章の長編を、人物編、術策編、弁説編の3編100章に再構成して平易に解説。陰謀が渦巻く戦国乱世を生き抜く巧智・奸智や説得の技法とは何か。「虎の威を借る狐」「漁夫の利」「先ず隗(かい)より始めよ」など故事名言の由来と古代中国の奥深い知恵を学ぶ。

人物編
謀婦/寵姫/烈婦/賢后/老婦/壮士/寵臣/能臣/老臣/傅/医/伯楽/農夫/商賈/説士/食客/墨家/従横家/四君/将軍/人主
術策編
揣摩/陥穽/起死/深謀/伐謀/破謀/治国/使人/処世
弁説編
諫止/説林/争弁


近藤 光男[コンドウ ミツオ]
著・文・その他

内容説明

前漢末の学者劉向が、皇帝の書庫にあった「国策」「国事」などの竹簡を編んで作った『戦国策』。三三編四八六章の長編を、人物編、術策編、弁説編の三編百章に再構成して平易に解説。陰謀が渦巻く戦国乱世を生き抜く巧智・奸智や説得の技法とは何か。「虎の威を借る狐」「漁夫の利」「先ず隗より始めよ」など故事名言の由来と古代中国の奥深い知恵を学ぶ。

目次

人物編(謀婦;寵姫;烈婦 ほか)
術策編(揣摩;陥穽;起死 ほか)
弁説編(諌止;説林;争弁)

著者等紹介

近藤光男[コンドウミツオ]
1921年、京都市生まれ。東京帝国大学文学部支那哲学支那文学科卒業。専攻は中国文学。北海道大学助教授、教授を経て、お茶の水女子大学教授。お茶の水女子大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

73
高校時代、漢文で習った懐かしい故事成語。その由来は、春秋戦後時代の論客たちの命をかけての遊説にあった。本来は各国ごとにまとめられている話を、別な視点から項目分けしている。『戦国策』といえば、合従連衡の蘇秦や食客を大勢かかえていた孟嘗君の話が有名だが、おもしろかったのは、将軍の項の楽毅と白起の記述。2020/05/22

しゅてふぁん

47
何となく堅苦しいものを想像していたら、初っ端の話が女の嫉妬を書いたもの(しかもくだらない理由で鼻切りの刑って…)で、面白くてスルスルっとこの世界に入っていけた。『蛇足』や『先ず隗より始めよ』などの故事成語の由来を知れたし、何より陰謀渦巻く戦国乱世を渡り歩いた弁の立つ縦横家(外交の策士)たちが諸侯を説き伏せる様を垣間見ることができる素晴らしい作品。欲を言うなれば、人物編・術策編とかでなくて時代順に国ごとにまとめて欲しかった。この時代に興味がある方にはおすすめの一冊。2020/06/02

8
国が入り乱れる古代中国の逸話を集めたものらしい。中国古典は面白くないが、なんだかんだ言ってしばらくたつと人に対する捉え方とか、じわじわと役に立ってくるので、読む気になったらこつこつ読んでいる。すぐには役立ちそうなかんじはしなかったが、さて、時間が立つとどんな影響をおよぼすか。2018/02/15

Myrmidon

3
大好きな漢文、しかも全く道徳的でないエピソード満載の『戦国策』とあっては、面白くないワケがない。訳だけでなく、書き下し文、原文も載っており、意訳している箇所などは書き下し文、原文で確認できて読みやすい。読んで改めて思うのは、春秋戦国時代は弁士、策士、口舌の徒の世界ですなぁ。武人の世界である三国時代とは違った味わいがある。2015/10/07

Rieko Ito

2
百章のエピソードを内容別に構成したもので、国別にも時代順にもなっていないので、歴史を知るためには全く役に立たない。裏表紙にもあるように「故事名言の由来と古代中国の奥深い知恵を学ぶ」ための本である。そう割り切って読めば面白い。個人的な感想としては時代順の方がよかったかなとは思うが。それにしても冒頭の後宮のエピソードが強烈で、あとの権謀術策の数々が霞んでしまうほどだ。2023/12/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/382760
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。