講談社学術文庫
森の文化史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596627
  • NDC分類 650.4
  • Cコード C0145

内容説明

太古、豊かな照葉樹林に囲まれていた日本列島。しかし二千年前の登呂遺跡から出土した木製品はスギ材にかわり、現在の白砂青松はさらなる森の荒廃を証明している。日本の環境破壊は弥生時代に起こっていた―。「森の文化」と呼ばれるわが国で、人びとは森林とどのように接してきたのか。そしてその先に見えてくる、文明と自然の共生関係とは何か。

目次

序章 森・林・木・人
第2章 森の文化史
第3章 気候を表現する
第4章 移りゆく自然
第5章 森のエコシステム
第6章 森の環境学
終章 いつまでも森の恵みを得るために

著者等紹介

只木良也[タダキヨシヤ]
1933年生まれ。京都大学大学院農学研究科林学専攻修了(農学博士)。農林省林業試験場勤務、信州大学理学部教授、名古屋大学農学部教授を経て、現在はプレック研究所生態研究センターセンター長。専攻は造林学、森林生態学
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