講談社学術文庫<br> デカルト=エリザベト往復書簡

講談社学術文庫
デカルト=エリザベト往復書簡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061595194
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C0110

内容説明

近代哲学の祖デカルトと、王家没落の悲運を背負ったボヘミア王女エリザベトとの間に交わされた書簡六十通。心身問題、健康管理、道徳や世界観、国家社会観、情念等、悩める若き王女の真摯な問いに、デカルトが自らの信条を率直に吐露する。そこには、公刊された著作にはない数々の主題をめぐる具体的・現実的な諸問題の展開が見られる。人間デカルトの生の声を伝える貴重な資料。

著者等紹介

山田弘明[ヤマダヒロアキ]
1945年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程修了。西洋近世哲学専攻。博士(文学)。名古屋大学大学院文学研究科哲学講座教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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一虎

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30年戦争の時代にデカルトは何を思っていたのか興味があった。エリザベトはPfalz,Palatinatの王女としてハイデルベルクに1618年に生まれた。父フリードリヒ5世は、ファルツ選帝侯で一時ボヘミア王を兼ねていたので、彼女はボヘミア王女とも呼ばれていた。この王女は、知的好奇心が旺盛のようで晩年は神秘主義に傾倒していったようである。 2020/09/21

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