内容説明
本巻では、民主主義の根本理念・人民主権の考えを基底に据え、アメリカンデモクラシーの根幹をなす多数者の権力とその抑制機能、市民参加の例としての陪審制度、連邦と州との行政関係等具体的かつ特異な側面を広く検証、政治活動を社会学的視座から把捉するトクヴィルの思想の精華が遺憾なく発揮される。特に、今日のアメリカ社会の重要課題である人種問題についての詳細な歴史叙述と展望・提言はアメリカを理解する上に必須である。
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- 和書
- 挑戦巨大外資 〈上〉