講談社学術文庫<br> 徒然草 〈4〉 - 全訳注

個数:

講談社学術文庫
徒然草 〈4〉 - 全訳注

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月18日 09時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061584310
  • NDC分類 914.45
  • Cコード C0195

出版社内容情報

【内容紹介】
兼好は自在に、さまざまの話題にふれ、『徒然草』という独自の世界をくりひろげてきたが、この中で、みずからの行為をあまり語らなかった。しかし、彼は第238段で珍しく自賛のことどもを七つも並べ、第243段では、幼時の体験父とのやりとりを回想してさりげなく筆を置く。余韻の残る閉じ方である。本巻は、第183段から終章までをたどり、作者・作品についての解説、兼好の年譜、参考文献一覧を付す。(全4巻完結)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

27
諸説あるが、この『徒然草』は兼好が48歳頃に書いたものだという。男の人生は50前後を境にして、生殖年齢と生殖不可年齢に分かれる。生殖不可年齢の50以降になると自分のまわりの周囲の景色が変わって見えてくる。自己と周囲の関係をメタ認知的に客観的に眺めることができるようになる。そこで浮かび上がってくるのは、人間の利己心による愚かさと醜さ。この『徒然草』における兼好の視点は、まさにそうしたものである。まだ利己心の塊のような若者には見えないだろう。生殖不可年齢となり欲得の心の失せた年配者にしか見えない世界である。 2018/01/05

Tonex

0
兼好は隠者のイメージだったが、思ったより俗っぽい人だった。2014/11/17

chikuy

0
 2014/11/01

おおの

0
第190段、みじんも疑問を抱かぬ口調で、「妻子を持つのはいとわしい」と書いているのには驚きました。自分に言い聞かせている匂いがないようです。王朝文学風の景色への憧れが強すぎるのでしょうか。2009/05/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/60316
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。