講談社現代新書<br> 若者殺しの時代

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講談社現代新書
若者殺しの時代

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  • サイズ 新書判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061498372
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

若者殺しの下手人は!? 80年代に謎あり! ずんずん調べてつきとめた。ずんずん調査のホリイ博士が80年代と対峙。クリスマス・ファシズムの勃興、回転ベッドの衰退、浮遊する月9ドラマ、宮崎勤事件、バブル絶頂期の「一杯のかけそば」騒動……あの時なにが葬られたのか? (講談社現代新書)

第1章 1989年の一杯のかけそば
第2章 1983年のクリスマス 
第3章 1987年のディズニーランド
第4章 1989年のサブカルチャー
第5章 1991年のラブストーリー
第6章 1999年のノストラダムス
終 章 2010年の大いなる黄昏あるいは2015年の倭国の大乱


堀井 憲一郎[ホリイ ケンイチロウ]
著・文・その他

内容説明

クリスマスが恋人たちのものになったのは1983年からだ。そしてそれは同時に、若者から金をまきあげようと、日本の社会が動きだす時期でもある。「若者」というカテゴリーを社会が認め、そこに資本を投じ、その資本を回収するために「若者はこうすべきだ」という情報を流し、若い人の行動を誘導しはじめる時期なのである。若い人たちにとって、大きな曲がり角が1983年にあった―80年代に謎あり!ずんずん調べてつきとめた。

目次

第1章 1989年の一杯のかけそば
第2章 1983年のクリスマス
第3章 1987年のディズニーランド
第4章 1989年のサブカルチャー
第5章 1991年のラブストーリー
第6章 1999年のノストラダムス
終章 2010年の大いなる黄昏あるいは2015年の倭国の大乱

著者等紹介

堀井憲一郎[ホリイケンイチロウ]
1958年生まれ。京都市出身。コラムニスト。週刊文春にて「ホリイのずんずん調査」を連載中。TVウォッチャーとして、テレビ・ラジオにときどき出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ホークス

39
1980〜90年代に若者がエネルギーを失っていく過程、その環境的要因を主にサブカル方面から振り返った本。著者が自分の3歳上、しかも冴えない男の子目線なので、問題意識より懐かしさが先に立った。文章も軽くて分かりやすい。70年代はすぐそこに貧乏があり、80年代は貧乏人が「余裕ある生活」を体験しようとがむしゃらに努力した時代。生活が向上すると向上分はどんどん産業化されていく。それは当然の成り行きだが、後戻りできないのも事実。当時の自分は、パワハラ社会を生き延びるのに必死で楽しくはなかった。パワハラ社会は今も同じ2018/12/13

やすらぎ🍀

31
感想を書かずに手放すことにしました✨2020/09/06

confusion_regret_temptation

28
2006年の書。スマホ前であり、習近平前の時代に書かれた本。とは言え、それ以前の時代を振り返っている内容なので、当時を生きてきたおっさんにとっては然程違和感も無く趣旨も理解できる。殆どが著者の主観によるが、そもそも資本主義ってそういうものだよね、と思ってしまうのは、2022年という今に読んだからなのだろうか。2022/11/27

モルツ

21
80年代から90年代の若者文化の変容から、今の若者を覆う閉塞感を紐解く一冊。ベビーブーマーたちが謳歌した若者像はすでになく、社会のシステムの中で 若者は消費する主体として、搾取されるようになった。大人が若者のつもりのまま年をとっていき、その下の若者の居場所がない。/ 社会形成に参加していない今の若者が、活躍する場はない、という指摘は確かに的を射ている。社会システムのなかで割を食う若者ができることは少ない。その現れが、緩やかな社会の拒否(投票に行かない、ネットの右傾化など)ではないかな、と思った2013/01/23

五月雨みどり

16
日本の1980年代とはなんだったのか。あのとき、わけもわからず祭の御輿に乗って行くところまで行ってしまった若者が、「こんなはずでは」と止まったまま、失われた1990年代を大人にならず新たな若者に譲らず、じわじわとこの国を侵食していき取り返しのつかないことになってきた。だから頼む今の若者、うまく逃げてくれ。という本です。面白かったー。語り口は軽いが事態はかなり怖しい。2017/07/27

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