講談社現代新書<br> 科学する麻雀

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講談社現代新書
科学する麻雀

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497658
  • NDC分類 797.5
  • Cコード C0276

出版社内容情報

「数理の力」があなたの麻雀を変える! 従来の麻雀観を根底から覆す数理的戦術書。「数理の力」があなたの麻雀を変える!
裏スジは危険ではない/回し打ちは無意味だ/ベタオリには法則がある/「読み」など必要ない

「麻雀の答え」を明らかにする
従来の戦術書は、「読み」や「総合的な判断」や「ツキの操り方」といった一般化が不可能な、個人レベルでしか身につけることが出来ない“技術”だけで麻雀を論じています。そして、それらこそが高度な技術であると、麻雀を打つ人たちの間では長く信じられてきました。(中略)本書では、こうした曖昧な記述をできるだけ排し、「どんな場合に、何を基準に、どう考えるか」といった「麻雀の答え」を明示していきます。たとえば「リーチすべきか、ダマにすべきか」という判断に対して、きちんと「どういう場合にリーチすべきである」と具体的に示します。それらの「答え」は理論的、数理的、あるいは統計的な根拠にもとづいています。根拠のない不明確な考え方はいっさい出てきません。――<本書より>

●ピンフのみテンパイはリーチすべきか?
●役牌が持ち持ちになっている確率は?
●チートイツは全和了の何%を占めるか?
●他家リーチに安全牌がないときどうする?
すべての「答え」がここにある!


序 章 なぜ彼らは曖昧なのか
第1章 データが麻雀を理性化する
第2章 最強をめざす基礎理論
第3章 最強の麻雀講座
第4章 麻雀の思想的側面について


とつげき 東北[トツゲキ トウホク]
著・文・その他

内容説明

「数理の力」があなたの麻雀を変える。

目次

序章 なぜ彼らは曖昧なのか(「答え」を用意しない麻雀界;間違っていた常識)
第1章 データが麻雀を理性化する(「答え」を探すための方法論;データを比較するための理論)
第2章 最強をめざす基礎理論(文学的麻雀から数理学的麻雀へ;麻雀を数式化する)
第3章 最強の麻雀講座(自分:テンパイ 他家:攻撃なし;自分:イーシャンテン程度のノーテン 他家:攻撃なし ほか)
第4章 麻雀の思想的側面について(「流れ」は存在するか;麻雀の点数計算システムはよくできているか)

著者等紹介

とつげき東北[トツゲキトウホク]
1976年兵庫県生まれ。2001年、東北大学工学部通信工学科卒業。02年、北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科中退。大学在学中の99年にインターネット麻雀「東風荘」でデビューするや圧倒的な実力を発揮し、同年「システマティック麻雀研究所」をウェブ上に立ち上げ科学的な麻雀を説く。厖大なデータ収集と緻密な解析にもとづく理論は次々と従来の定説を塗り替え、ネット雀士のカリスマ的存在となる。現在は国家公務員として中央官庁に勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

152
おもしろかった。麻雀の戦略をデータと分析によって明らかにした一冊。もちろん、細かい計算式やデータのところは飛ばし読みしてしまったが、ベタオリの重要性、オリるか攻めるかの判断基準、リーチをかけるべきかダマにするべきかなどの判断基準を明確に持つことの重要性がよくわかるそ、納得感がある。最後の「流れ」に関するところはちょっと攻撃的すぎる気もするけど、、2019/12/29

ゲオルギオ・ハーン

30
麻雀漫画や(怪しげな)入門書で書かれる俗説(裏スジは危険、リーチ宣言で切った牌の周辺は危険、不調時はダマテンが良いなど)をシミュレーションしたり、実際に打ったりして検証し、俗説の誤りと合理的な立ち回りを解説した一冊。下手な入門書を読むよりも実践的な解説が多く、特に「麻雀は半分以上は降りるゲーム」として上手い降り方を紹介しているのがとても良い。基本はリーチで組立ること、現物切りや他家の捨てた牌も見ながら捨牌を決めるなど勉強になる。けっこう専門用語が多いのである程度麻雀経験があった方が読みやすい。2024/02/09

hnzwd

19
麻雀に数学の考え方を持ち込むと、よく言われる"流れ"とか"ツキ"なんかはありえないし、手筋と言われる打法も、"早いリーチは〜"なんて格言も当てにならない、って話ですかねー。内容は納得いくものばかり。仲間内でダベりながらやるのは好きってくらいのヘボ麻雀なんで、ここまでかっちり勝ちに行く気にはなりませんが。2024/04/16

きょちょ

19
データに基づく解説書は他にも読んだが、この本は特に文章力に優れ説得力がある。 麻雀において「降りる」ことはとても大切なことで、きっちり降りられるかどうかで、実力に大きな開きが出る。 特に重要なのは、相手がリーチした時にこちらがイーシャンテンなら、特別なことがない限り降りることである。 さて、今や麻雀は「ギャンブル」という分野だけではなく、囲碁・将棋同様認知症対策にも奨励されるようになった。 詳しい人に訊いたら、今や街の雀荘も、お金をかけないところがあるそうだ。 老人ホームでも雀卓があるそうだ。 ★★★★2020/11/10

ザビ

18
祝Mリーグ開幕「麻雀研究が文学から工学の領域へ」麻雀の本質をロマン(ギャンブル)から戦略データ勝負に変えた革新的一冊。今のMリーグトッププロがデータ根拠に基づいてプレイしているのをみると、20年前にそれを提唱した著者の先見の明は凄い。麻雀は選択のゲーム。例えば山の天気のように、一歩進むごとに晴れたり荒れたり目まぐるしく状況が変わる中、前に出るか降りるか等を合理的に判断する精度が強さの正体。ワクワクドキドキの麻雀ロマン追及を信条とする萩原聖人さんが、Mリーグで4年間負け続けているのも合理的な結果なんですね。2022/10/17

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